− | − | − |
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日経平均 | 9300.46円 | ▼107.90円 |
売買高 | 17億8870万株 | − |
日経平均先物 | 9300円 | ▼100円 |
売買代金 | 1兆1426億円 | − |
TOPIX | 832.26 | ▼8.32 |
値上がり銘柄 | 499銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 386.59 | ▼6.23 |
値下がり銘柄 | 1025銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1219.40円 | ▼6.99円 |
変わらず | 144銘柄 | − |
騰落レシオ | 77.95% | ▼7.06% |
底堅い場面も見られたが、連休中の米国株安を織り込むように大幅下落
3連休中の米国市場は大幅安の後反発となりましたが、為替が円高に振れたことやシカゴ市場(CME)の日経平均先物やADR(米預託証券)で日本株が売られていたことなどから売り先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が引き続き売り越しと伝えられたこともあり、寄付きから大幅安となりました。ただ、先週末に既に大幅安となっていたことや為替も比較的落ち着いていたことなどから、寄り付きの売りが一巡した後は買戻しもあって底堅い展開となり、下げ幅を縮小する場面も見られました。戻りの鈍さを嫌気した売りに押され大幅安となりましたが、底堅さも見られる展開でした。
後場に入ると下げ幅を縮小となりました。為替が円安傾向となったことから目先筋の買戻しが入り、ディフェンシブ銘柄など「買える銘柄」を物色する動きもあり、底堅い展開となりました。ただ、前場同様に戻りの鈍さや買い気の乏しさを確認するすると見切売りもかさみ、いっこうに売買高が増えないなかで、ちょっとした見切売りに押される格好で軟調な地合いが続きました。結局最後まで、買い気に乏しい展開となり、下げ幅縮小も限定的、軟調となりました。
小型銘柄も見切売りに押されるものが多く軟調となりました。東証マザーズ指数は大幅安、日経ジャスダック平均もいいところなく軟調な展開となりました。先物も目先筋の売り買いが中心で大きく方向感を出すこともなく、収支さえない展開となりました。買戻しを急ぐような場面も見られたのですが、長続きすることもなく、指数を押し上げるような動きも限定的となり、指数を方向付けることもありませんでした。
連休明けということもあるのでしょうが、相変わらず盛り上がりに欠けるさえない展開となりました。米国株が大幅下落となったといっても、既に日本株は大きく下げていたわけですし、米国経済指標も企業の決算も決して売り急がなければならないほどのものでもないような気がします。弱気になっていると安心するかのように弱気な見方が蔓延していますが、好調な決算発表が多ければ、いくら慎重な見方が強いと言っても買いも入って来るものと思います。買いが入らないから弱気になって弱気になるから買いが入らず、決算でも経済指標でも悲観的な見方になってしまうものと思います。
転換線にもサポートされずに下値を試す動きとなっています。7月初旬の安値水準を意識して下げ渋った感もありますが、RSIは中途半端な位置から下落となり、ストキャスティックスは高値圏から調整となって下値を試す、探るような動きとなっているものと思われます。7月初旬の安値水準では底堅さも見られるものと思われ、その前に9300円水準での底堅さを確認できれば戻りを試す動きになりそうです。
ほぼ安値水準まで下落となりました。RSIは方向感はなく、ストキャスティックスも高値圏からの調整で、もう一段下となるところでは底堅さも見られるものと思います。
さすがに週明けには底堅さも見られましたが下値を試す動きとなっています。RSIもストキャスティックスも上値余地のある中で急落となり、RSIはまだ下げ足りないものの、ストキャスティックスは一気に安値圏まで下落となり、底堅さも見られそうです。RSIはまだ下値余地も大きく、値幅というよりは日柄の整理となって来そうです。
売り一巡感から底堅いものも見られる
日曜日の新聞で2010年4−6月期決算で売上高、営業利益ともに四半期ベースの過去最高を更新したようだと報じられましたが、地合いの悪さもあって売り先行、その後は底堅さを確認して買われ堅調となりましたが最後は見切り売りに押されて軟調となりました。
先週土曜日に2010年1−6月期の連結営業利益が従来予想を上回り、前年同期比15倍に拡大したようだと新聞で報じられましたが下期に対する過度な懸念から売られ年初来安値更新となるなど軟調となりました。
足元の市況動向から業績予想と目標株価を外資系証券が修正、投資判断は据え置いたものの、目標株価を引き下げたことが嫌気されて売られ、軟調となりました。
外資系証券が2012年の予想EPSを下方修正、目標株価を引き下げたものの、投資判断を引き上げたことが好感されて買われ、一時大幅高となるなど堅調となりました。
為替の不透明感や景気回復鈍化懸念で景気動向の影響を受け難いディフェンシブ銘柄を物色する動きの中で、気温の高い日が続いていることから、業績面での上振れ期待も高まって買われ堅調となりました。
先週末にシンガポール科学技術研究庁から現地法人がマイクログリッド実証プラントを一括受注したと発表、収益拡大期待を好感する買いが入り堅調となりました。
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