− | − | − |
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日経平均 | 11212.66円 | △46.87円 |
売買高 | 22億0191万株 | − |
日経平均先物 | 11210円 | △50円 |
売買代金 | 1兆6168億円 | − |
TOPIX | 997.63 | △0.92 |
値上がり銘柄 | 595銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 506.45 | △3.74 |
値下がり銘柄 | 957銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1354.85円 | △2.82円 |
変わらず | 117銘柄 | − |
騰落レシオ | 125.54% | ▼0.95% |
決算の内容よりも決算発表後の値動きに反応する展開だが持高調整の買戻しもあって堅調
昨日の大幅高の反動や米国市場のもたつき、米国金融規制強化や欧州での金融不安再燃などから売り先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が買い越しと伝えられたことや好決算を発表するものも多く、寄り付きの売りが一巡した後は戻りを試す展開となりましたが、戻りの鈍さ、上値の重さを確認しては売り直される動きが続きました。好決算銘柄も素直な反応となるものとそうでないものなどまちまち、目先筋の売り買いや持高調整の売り買いが中心となっていたようで、方向感のない展開となりました。
後場は昼の間の決算発表が好調なものが見られたことや持高調整の買戻しもあり、戻り歩調の始まりとなり、値柄銘柄が好決算を発表して買われると値がさ銘柄の一角に買戻しを急ぐ動きがあって指数を押し上げ、堅調となりました。それでも、好決算を発表しながらも持高調整の売りに押されるものも見られ、上値も限定的となりましたが、好決算を発表した値がさ銘柄の上げ幅が大きく指数を押し上げ、堅調となりました。最後も買戻しは見られ、高値圏での引けとなりました。
小型銘柄主力銘柄が決算発表動向に振らされるなかで方向感は見られなかったのですが、売り急ぐ材料が特にあったわけでもないことから、東証マザーズ指数や日経ジャスダック平均は堅調となりました。先物も特に偏るようなまとまった売り買いがあったわけでもなく、散発的なまとまった売り買いに振らされる場面はあったものの大きく方向付けるような動きはありませんでした。
決算発表に反応しているようで、実は持高調整の売り買いが中心となっていたようです。同業種の中で高安まちまちとなるものが多く、大型連休前の、米FOMC(公開市場委員会)や日銀金融政策決定会合前の手仕舞い、持高調整の売り買いが中心となっていたものと思います。企業業績の回復は輸出関連銘柄を中心に鮮明になってきており、買戻しを急ぐ動きも出ているものと思います。決算発表が出揃う頃には持高調整の売り買いも一巡し、業績を織り込むような動きとなって来るのでしょう。
基準線・転換線がサポートとして機能した格好となりました。RSIは下げ足りないものの上昇に転じ、ストキャスティックスもまだ上値余地もあることから高値を窺うような場面もあるかもしれません。一方で持高調整の売り買いが一巡した後はまだ基準線のサポート、あるいは雲を意識する水準までのサポートの確認をする場場面も見られるのかもしれません。
昨日よりは、日経平均よりは上値の重い展開となりました。先駆した分上値が重くなったのでしょうが、RSIは下げ足りないのですが、上昇となっており、ストキャスティックスも上値余地もあり、いったん転換線や基準線のサポートを確認する場面もあるのかもしれませんが、強含みの展開は続きそうです。
堅調な展開となっていますが、高値を意識して上値も重くなっています。RSIはまだ上値余地があり、強含みの展開ではあるのでしょうが、ストキャスティックスは高値圏にあり、上値の重い展開が続き、日柄の調整をしてからしっかりと高値を抜けるような動きとなって来るのではないかと思います。
好業績に素直な反応も見られる
昨日の引け後に2010年12月期の連結決算で純利益が従来予想を大きく上回りそうだと発表、昨日大きく上昇していただけに目先筋の手仕舞い売りもあり、軟調となりました。
2011年3月期の連結営業利益が市場予想を上回りそうだと新聞で報じられ、好材料に素直な反応となって大幅高となりました。新興国向けの軸受けが好調ということで上振れ期待もあるものと思います。
大幅高となりました。昨日の引け後に2010年3月期の連結最終損益が従来予想を上回ったことが好感されて買われ、堅調となりました。前日も大きく上げたことから、上値の重い場面もありました。
2011年3月期の連結営業利益が前期比59%増となりそうだと新聞で報じられましたが市場予想に届かなかったことが嫌気されて売られ、軟調となりました。
昨日の引け後に2010年3月期の決算が自動車用機器事業の改善で、税引き前損益が従来予想の赤字から黒字に転換したと発表、好感した買いが入りました。
中国移動通信集団(チャイナモバイル)が普及を進める通信方式を次世代のPHSサービスで導入すると新聞で報じられ、日本と中国の契約者が一つの端末を両国で使えるようになれば、国内での優位性が高まるとの期待から買われ、堅調となりました。
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