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日経平均 | 10949.09円 | ▼140.96円 |
売買高 | 21億7748万株 | − |
日経平均先物 | 10950円 | ▼150円 |
売買代金 | 1兆5382億円 | − |
TOPIX | 978.17 | ▼8.90 |
値上がり銘柄 | 500銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 490.88 | △6.50 |
値下がり銘柄 | 1048銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1332.69円 | △5.00円 |
変わらず | 127銘柄 | − |
騰落レシオ | 117.21% | ▼9.43% |
米国株は底堅さが見られたのだが、昨日の大幅高の反動や金融不安、金融規制強化懸念もあって大幅下落
昨日の大幅高の反動や欧州の金融不安、それに伴う円高などを嫌気するように売り先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)は引き続き買い越しと伝えられたのですが、寄付きから大幅下落となり、寄り付きの売りが一巡した後も戻りは鈍く、戻りの鈍さに嫌気しては売り直されるというような状況で下げ幅を拡大、昨日の上昇分をすべて消してしまうような下げとなりました。
後場も特に大きな材料はなかったのですが、前場に見られた持高調整の売りが一巡となったことから目先筋の買い戻しが入り、戻り歩調となりました。寄り付きの水準では上値が重くなり、上値の重さが気になると買い戻しを急ぐこともなく、大幅下落と言う水準で小動きとなりました。金融不安や金融規制強化懸念などが薄れたということでもないのですが、売り一巡感から改めて売り直す動きはなく、結局最後まで方向感のない展開となりました。
小型銘柄は主力銘柄の値動きが悪い中、値動きの良さを好感するような買いも入り堅調なものが目立ちました。主力株でも低位の値動きの良い銘柄は値持ちも良く、目先筋の買いで堅調となっていたように、小型銘柄が物色され、東証マザーズ指数は大幅高、日経ジャスダック平均も堅調となりました。さきものは朝方はまとまった売り買い、特に売りが目立ったのですが前場中頃からは特に目立つような売り買いはほとんど見られず、どちらかと言うと現物市場に連れて目先筋が右往左往するような展開で、大きく方向感を出すことはありませんでした。
一昨日は上がってもいいところで上がらず、昨日は上値が重くてもおかしくはないところで大幅高、そして本日も堅調となってもおかしくはないようなところで大幅下落と、目先の需給に振らされる格好で右往左往することになりました。ただ、中国やインドなどの新興国はインフレ、バブル懸念で金融を引き締め気味であり、欧州はギリシャの問題などから金融に不安があって金利が上昇、米国では好調な決算を発表する企業が多いなかで、銀行に対する締め付け、金融規制懸念から引き締め気味にあるということで、金融緩和の出口戦略をはっきりと取る前に図らずも出口戦略と同じ効果と言うことになって入るようです。はっきりと出口戦略が歌い出されれば、逆に安心感から堅調な展開になって来るのでしょう。
基準線や転換線に上値を押さえられた格好で再び下値を探る動きとなりました。週初の安値を窺う水準ではさすがに買い戻しも見られましたが、下値の節目である10800円から900円の節目を確認するような格好です。ストキャスティックスは底値圏となっているのですが、RSIは下げ渋ってはいるものの下値余地もあり、遅行線が日々線のサポートを確認する場面もあるのかもしれません。戻りも転換線や基準線に押さえられてしまう可能性も高く、底値固めと言うことなのでしょう。
再び基準線のサポートを確認するような形です。転換線に上値を押さえられ、基準線にサポートされて下値、押し目を確かめているということなのだと思います。ストキャスティックスは下値余地がありながらも反発となって、RSIも下値余地が大きい中で下げ渋ってはいますが、引き続き基準線のサポートを確認しながら転換線に上値を押さえられるような動きが続くのではないかと思います。
小動きとなりました。とりあえず戻りを試す動きとなったものの1月高値水準で上値が重いという状況です。RSIはまだ下値余地もあるのですが、ストキャスティックスは上昇を示しており、方向感のないもみ合いの中で日柄整理となって来るのかもしれません。基準線や転換線の水準では底堅い展開とんつものと思います。
昨日の反動や持高調整の売りが嵩んで大幅下落
昨日の引け後に2010年3月期連結純利益を上方修正、好感する買いが入り総じて軟調な相場のなかで大幅高となりました。大手証券も構造改革が期待を上回る成果を上げていたと目標株価を引き上げたことで買いが嵩みました。
過熱感が強いわけでも昨日大きく反発となったわけでもないのですが、持高調整の売りが続き軟調となりました。2010年1−3月期の連結営業損益が従来予想を下回ると新聞で報じられたことも見切売りを誘ったものと思います。
3日ぶりに反落となりました。米半導体大手が米国市場の引け後に発表した1−3月期決算が予想を上回り時間外取引で買われていたのですが、追い風とはならず、前日までの大幅高の反動から利益確定売りに押されて軟調な始まりとなりました。さすがに手仕舞い売り一巡後は切り返し、買い戻しも入って堅調となりました。
2010年3月期の連結最終損益が従来の黒字予想から一転赤字、営業損益も22年ぶりに赤字となったと発表され、売り先行となりましたが、鉄道関連銘柄と言うことや今期以降の業績期待に持高調整の買い戻しも入って切り返し、堅調となりました。
大幅高で年初来高値更新となりました。昨日の引け後に2010年3月期の連結経常利益が従来予想を大幅に上回ったもようだと発表、好感する買いが入り、値動きの良い低位銘柄を物色する動きもあって大幅高となりました。
後場の立会時間中に2010年3月期の連結最終損益が従来予想を大きく上回ったと発表、前日の反発もあって上値の重い展開となっていたものが一転堅調となりました。
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