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日経平均 | 10986.47円 | ▼9.90円 |
売買高 | 19億8089万株 | − |
日経平均先物 | 11020円 | △90円 |
売買代金 | 1兆2690億円 | − |
TOPIX | 966.13 | ▼0.59 |
値上がり銘柄 | 672銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 443.56 | △3.66 |
値下がり銘柄 | 893銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1258.45円 | ▼5.94円 |
変わらず | 97銘柄 | − |
騰落レシオ | 139.50% | △7.56% |
先週末の大幅高の反動や過熱感が強いことに加え、配当落ちもあったが底堅い堅調な展開
週末の米国市場は相変わらず上値の重い展開となり、為替も対ユーロでは円安となったものの対米ドルでは円高となり、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も売り越しと伝えられたのですが、配当落ち分は売られたものの底堅い始まりとなりました。特に買い急ぐ材料もなかったのですが、先物にまとまった買い戻しなども見られ総じて底堅い展開となり、高配当銘柄などは配当落ちもあって軟調となりましたが、業績回復が期待される銘柄など底堅い堅調なものも見られました。
後場に入ると底堅さを確認して買い戻しも入り、配当落ち分を一気に埋めるかのような動きとなりました。さすがに特に買い急ぐ材料があったわけでもないことから節目と見られる11000円を意識するところでは上値も重くなったのですが、先物に執拗な買いが見られて指数を下支え、指数の影響の大きなハイテク銘柄などにも堅調なものが見られ、配当落ち分を取り戻すような動きとなりました。さすがに戻し切るというところまでは戻らず軟調となりましたが、思った以上に底堅い動きとなっています。
小型銘柄もまちまちの展開の中で小口の買いに値を飛ばすものも見られ、東証マザーズ指数は大幅高となりました。日経ジャスダック平均は小売り銘柄などに安いものが見られ、軟調となりました。先物は断続的にまとまった買いが見られ、指数を下支え、あるいは押し上げる場面も見られました。先高期待が強いというよりはヘッジの買い戻しと言う印象ですが、過熱感の強い指数を押し上げる要因となりました。
相変わらず過熱感が強いにも関わらず底堅い堅調な展開が続いています。3月は決算に絡む処分売りなどに押されることが多いと思っていたのですが、結局、買い戻しなどを交え、最後まで堅調となった感じです。景気回復、業績回復は期待されたものの、需給要因から売られるものと思っていたのですが、その需給要因すら、売られると思っていた人が多かっただけに買い戻しが多く、好転したものと思います。ただ、ここからは日銀短観や米雇用統計などいったんは好転する指標が発表になっても「利益確定」のための「売り場探し」となって来るのではないかと思います。売られても買われても利益確定売りが嵩むことになるのではないかと思います。
高値圏でのもみ合い、「孕み足(はらみあし)」となりました。11000円をつけたことで、いったんは達成感から上値も重くなり、底堅さを確認することになりそうです。先週末に空けた窓を埋めるような格好で10800円から900円の押し目を確かめる動きとなるのではないかと思います。RSIは高値圏からの下落を示唆しており、一旦、調整となるものと思います。
「孕み足(はらみあし)」と言うには少し陽線が大きいのですが、内容としては同じで、高値圏でのもみ合いとなっています。上値の重さを嫌気すれば転換線や基準線のサポートを確認するような動きとなり、底堅さを好感することになればRSIやストキャスティックスが高値圏にあることから上値も限定的なのでしょうが高値を確かめるように一旦は上値追いとなるものと思います。
引き続き雲の中で底堅い展開となっていますが上値も重い状況が続いています。RSIもストキャスティックスも今度は下げ足りないような感じでしたが、雲の下限を意識して底堅く、戻りを試す展開となっています。まだしばらくは雲の中での動きと見ておいていいのではないかと思います。
配当落ちもあって軟調だが底堅い展開
ネットブックやスマートフォン(高機能端末)向けの半導体メモリーの需要が堅調に推移、新聞でパソコン用DRAMのスポット価格が大幅高となっていると伝えられたことから、大幅高となりました。
先週末の大引け後に2010年2月期の連結最終損益の黒字幅が大幅に縮小すると発表、嫌気する売りがかさんで大幅下落となりました。
鉄道関連事業の拡大が報じられたことや複数の経済週刊誌で鉄道事業などについて特集されたことなどが好感されて買われ、大幅高となりました。来期以降の事業拡大を期待する買いが入ったものと思います。
先週土曜日の新聞で2010年3月期の連結営業利益が従来予想や市場予想を上回りそうだと報じ、好感する買いが入り堅調となりましたが、足元の海運市況が冴えないことから上げも限定的となりました。
先週末の大引け後に2010年2月期の連結最終損益の赤字幅が従来予想よりも拡大しそうだと報じられ、嫌気する売りに押されて軟調となりました。それでも、一時買い戻しで堅調となる場面も見られるなど底堅さも見られました。
先週まで配当を狙う買いで上昇となっていた反動や配当分(90円)を下げる動きから軟調となりました。特に売り急ぐ材料があったわけでもないのですが、指数の過熱感もあり、配当を取った後の利益確定売りに押されて軟調となったものと思います。
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