個別の材料に反応か
電池一本あたりの容量が業界最高の円筒型リチウムイオン電池を開発し、2011年度に量産を開始する。ノートパソコンなど電子機器の長時間駆動や小型化が可能になる。2012年度にはさらに容量の大きなタイプも量産する。
オフィスで使うIT(情報技術)機器と必要なソフトウェアを一体で提供する新サービスを2010年1月に始める。ネットワーク経由でソフトや情報サービスを利用する「クラウドコンピューティング」を応用、顧客企業側は月極め料金を払えば機器、ソフトなどを自前で確保する必要はない。機器の運用コストを約2割削減できるという。
発光ダイオード(LED)の照明を人間にはわからないほど高速に点滅させてデータを送る「可視光線通信技術」を使い、動画を送受信する実験に成功した。これまで静止画しか遅れなかったが、電波による無線通信が難しい病院や工場などで新タイプのシステムとして需要開拓を目指す。
LED(発光ダイオード)と半導体レーザー分野で特許の相互利用を認めるクロスライセンス契約を結んだ。両者が持つ世界各地の特許を相互に活用して研究開発を強化、照明などの事業拡大につなげる。
ベトナムで家具などに使う木質ボードを生産する子会社を設立する。インドネシアやオーストラリア、ニュージーランドなどに木材・建材工場を持っており、そのノウハウを生かし、成長著しい新興国でも事業を始める。
中国に建材や水道管に使う代表的な汎用樹脂である塩化ビニール樹脂の新工場を建設する。中国での年産能力を現在の3倍に引き上げる。増産で中国の生産量が国内を逆転する。世界最大の化学品市場に成長する中国に生産を移す動きが活発になっている。
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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