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日経平均 | 9770.31円 | ▼34.18円 |
売買高 | 17億3603万株 | − |
日経平均先物 | 9750円 | ▼40円 |
売買代金 | 1兆2066億円 | − |
TOPIX | 866.80 | ▼0.90 |
値上がり銘柄 | 660銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 390.74 | ▼9.08 |
値下がり銘柄 | 896銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1164.10円 | ▼5.86円 |
変わらず | 131銘柄 | − |
騰落レシオ | 80.39% | ▼4.86% |
円安や金利低下に反応せず、米国株安を受けて持高調整などに押されて軟調
米国株は軟調となったのですが、円安に振れたことや外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が買い越しと伝えられたこともあり、売り先行となったものの底堅い始まりとなりました。オプションSQ(特別清算指数)算出も売り買い大きな偏りはなく、市場への影響はほとんどなく、寄り付きの売り買いが一巡した後は戻り歩調となる場面もあったのですが、上値の重さが確認されると先物にまとまった売りが出る場面もあり下げ幅を広げましたが散発的な動きで、追随して売り急ぐ動きもなく相変わらず方向感のない展開で軟調な推移となりました。
後場に入ってからも若干戻り気味とはなったのですが、買い戻しも限定的、上値を買い上がるだけの材料もなく、指数は小動きとなりました。週末の手仕舞いの売り買いが中心で電力株や電鉄株には買い戻しが入って指数を下支え、非鉄株などは手仕舞い売りがかさんで軟調となり、指数の上値を押さえる動きとなりました。全体としては相変わらず方向感はなく、市場参加者も限られてしまっているようです。指数に方向感のない中で個別には業績や外部環境というよりは目先の需給に振らされてしまっているということでしょう。
小型銘柄は引き続き買い手不在の中で手仕舞い売りに押されるものが多くなりました。東証マザーズ指数はインターネット関連銘柄などが引き続き売られて大幅下落、二部株指数や日経ジャスダック平均も軟調となりました。先物は朝方散発的にまとまった売り買いが見られ、その都度指数を下押し、逆に押し上げる場面もありましたが、散発的な動きに過ぎず、大きく方向付けるようなこともありませんでした。週末ということもあり、手仕舞いの売り買いが中心となっていたのかもしれません。
「日本丸」がどっちの方向に動いて行くのか、どの様なスピードで進んで行くのか、全く先が見えないといことを市場では示しているかのようです。ただ、決算発表が行われている中で足元の業績が回復している銘柄も多くなっています。こうした銘柄の中で、政策効果で改善した銘柄ではなく、新興国の経済の拡大などで収益が上向いて来た銘柄や独自の商品やサービスなどが評価されて業績が拡大しているような銘柄は政策がどっちに転んでも、後退しても業績回復のトレンドは変わらないものと思います。目先の需給や指数の動きに惑わされず、そうした銘柄をしっかりと物色して行くことが良いと思います。
遅行線は日々線にかろうじてサポートされているように見えますが、「底−底」一致とはならず、下値を試す動きとなって来そうです。RSIは下落余地があり、ストキャスティックスも底値圏から戻りかけたのですが、再び下値を試すような格好となっています。遅行線が再び日々線を割り込み、下値を探る動きとなるのでしょう。
遅行線が日々線との「底−底」一致とはならず、下値を探る展開となりました。この水準で下げ止まる可能性もありますが、ストキャスティックスは底値圏にあるものの、RSIはまだ下落余地もあり、引き続き下値を探るような安値圏でのもみ合いが続くのではないかと思います。
遅行線が日々線の底値の日柄を意識して反発となりました。日々線も雲に突っ込み、基準線を抜けています。RSIもストキャスティックスも下げ足りなかったのですが、今後は雲の下限をサポートに底堅さを確認するような動きで、遅行線が日々線をサポートに戻りを試す動きとなるものと思います。
決算への反応も限定的
8日ぶりに反発となりました。特に材料が出たわけでもないのですが、特に材料のない中で持高調整の売りに押されていたものがようやく、売り一巡感から買戻しが入って堅調となったものと思います。
手掛かり難の相場の中で、通期業績の下方修正を受けて業績底入れ感が強まり、来期以降は海外子会社の収益改善や養殖事業の収益回復などを評価し、外資系証券が投資判断と目標株価を引き上げたことが好感されて大幅高となりました。
有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)照明事業に参入と報じられましたが、特に材料視されることもなく週末の手仕舞い売りに押されて軟調となりました。
昨日の引け後に、2010年3月期通期業績予想の下方修正を発表、特に売り上げ予想を減額したことが嫌気されて大幅下落となりました。
昨日の引け後に2010年3月期の連結純利益が従来の大幅減益予想から一転、大幅増益となる見通しと発表。受注拡大なども取りざたされて大幅高となりました。
売買高上位に入り、続伸となりました。10日に構造改革案を発表、国内設備のリストラも示したことやアジアでの事業拡大が評価されて買戻しを急ぐ動きもあったものと思われます。大手証券が投資判断を引き上げたことも買戻しを急がせる要因の一つとなったものと思います。
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