− | − | − |
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日経平均 | 10282.99円 | △15.82円 |
売買高 | 19億9138万株 | − |
日経平均先物 | 10290円 | △20円 |
売買代金 | 1兆4064億円 | − |
TOPIX | 902.03 | ▼6.57 |
値上がり銘柄 | 566銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 448.62 | △4.94 |
値下がり銘柄 | 957銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1225.87円 | △2.14円 |
変わらず | 163銘柄 | − |
騰落レシオ | 87.73% | △3.23% |
米国株高や円安、業績回復など好材料に反応し切れず上値が重い
米国市場が大幅高となったことや円安に振れたことなどから買い先行となりました。ただ、政策の先行きに懸念が強いことや週末と言う事もあり、寄り付きの買いが一巡した後は上値の重い展開となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が金額ベースでは売り越しながらも株数ベースでは買い越しと伝えられたことや昨日の午後のように下支えと見られるような買いも期待されて、売り込み難く方向感のない狭い範囲での動きとなりました。
後場も買い先行で始まり、前場の高値を抜けるような場面もあったのですが、昨日のようなまとまった買いも入らず上値の重さを確認すると週末の手仕舞い売りやヘッジ売りもあって上げ幅縮小となりました。為替が円安傾向にあったのですが、特に材料視されず、業績の回復を示すような決算を発表した銘柄も素直に買われるものとそうでないものとが見られるなど、買い気の乏しい状況には変わりありませんでした。結局、最後は上値の重さを嫌気するように見切り売りがかさみ、上げ幅を縮小、この日の安値圏での引けとなりました。
小型銘柄も堅調とはなったのですが、買い気には乏しく材料含みの銘柄が物色されるに止まりました。東証マザーズ指数は大幅高となったものの、二部株指数や日経ジャスダック平均は小幅高となりました。先物も前場も後場も寄り付きと引けだけ持高調整のまとまった売り買いが見られましたが、まとまった売り買いも少なく、指数を先導するような場面はほとんどありませんでした。方向感がないことで目先筋も手控え気味となっているようです。
堅調とはなったのですが、相変わらず方向感のないさえない展開となっています。政策に方向性が見られないことで足元の業績が良くても買い切れないということなのでしょう。この景気回復のトレンドが続くのかどうかだけでもしっかりと示されれば良いのでしょうが、何とものんびして何も決まっておらず、予算の凍結や来期以降への政策の先送りが景気の腰を折ってしまうとの懸念が根強いようです。景気対策だけでも(バラマキの雇用対策ではなく、企業にとってメリットのある政策)はっきりと示されれば、もっと買い気も出てくるものと思います。
遅行線が日々線に上値を押さえられながら、日々線は雲も意識しながら上値の重い展開となりました。ストキャスティックスに続き、RSIも高値圏になり、引き続き遅行線が日々線に上値を押さえられるように調整となるのではないかと思います。
引き続機下落している基準線に上値を押さえられる展開となっています。下値は転換線にサポートされており、RSIにはまだ上昇余地があるのですが、ストキャスティックスは高値圏からの調整を示唆しているので、ストキャスティックスが落ち着くまで調整となるものと思います。
遅行線が日々線の上昇に合わせ、上値を押さえられながらも強含みとなっています。この先は遅行線が日々線の高値と「天−天」一致の格好で高値を付ける可能性も高く、また、日々線も雲を意識して上値も重くなりそうです。ストキャスティックスは高値圏にあり、RSIもそろそろ高値となっているので、いったんは調整となって来るのではないかと思います。
業績の改善も個別に反応
15型のタッチパネルを開発したと新聞で報じられ、「ウインドウズ7」の発売を機に「タッチパネル関連銘柄」を物色する動きのなかで買われ、大幅高となりました。
昨日の大引け後に200年4−9月期の業績を従来予想から上方修正し、好感する買いが入り大幅高となりました。通期業績に関しても利益計画を引き上げたことが好感されたものと思われます。
昨日の引け後に2010年3月期の通期連結業績予想を上方修正したことが好感されて買い先行で始まったものの利益確定売りに押されて軟調となりました。売上高予想を下方修正したことを嫌気する動きもあったものと思います。
本日付の新聞で両社が石油を使わない樹脂の量産に乗り出すと報じられて、収益拡大期待から買われました。中長期の収益寄与が期待されたものと思われますが、ここのところ軟調となっていたことの反動も大きいものと思います。
構造改革進展で中期的に利益率の改善が見込めるということで大手証券が投資判断を2段階引き上げたことが好感されて一時大幅高となりました。週末の手仕舞い売りに押されて上げ幅を縮小しましたが、堅調となりました。
連日の年初来高値更新となりました。持ち運びの可能な小型の燃料電池を発売すると発表したのですが、朝方は特に反応もなく利益確定売りに押されましたが、後場に入って買い戻しを急ぐ動き昨日の後場のようなまとまった買いも見られ、最後は手仕舞い売りに押されたものの、一時年初来高値を更新しました。
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