− | − | − |
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日経平均 | 10320.94円 | △133.83円 |
売買高 | 15億1707万株 | − |
日経平均先物 | 10310円 | △120円 |
売買代金 | 1兆0476億円 | − |
TOPIX | 944.60 | △8.86 |
値上がり銘柄 | 862銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 439.62 | ▼5.10 |
値下がり銘柄 | 644銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1246.96円 | △0.62円 |
変わらず | 180銘柄 | − |
騰落レシオ | 88.20% | ▼1.13% |
週末の手仕舞い売りやヘッジ売りの反動で堅調
週末の米国市場が堅調となったことや為替が円安に振れたことに加え、週末のヘッジ売りの買戻しもあって買い先行となりました。ただ、今晩の米国市場が休場となることや外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が売り越しと伝えられたこともあって、寄り付きの買いが一巡した後は方向感のない展開で小動きとなりました。為替も若干円安に振れる場面もあり、中国市場も堅調だったのですがそうしたものへの反応はほとんどなく目先筋の小口の売り買いが中心で指数に方向感はありませんでした。
後場も買い先行の始まりとはなったのですが、上値は依然として重く、上値の重さが見られると積極的に買い上がる動きや買戻しを急ぐ動きも止まり、閑散の中、小動きとなりました。先物にまとまった買いが入る場面もあったのですが、追随する動きはほとんどなく、堅調となるものも多かったのですが、買戻しを急ぐ動きや物色の対象が絞られて買いを集めるような動きも少なく、指数は大幅高となったのですが、盛り上がりに欠ける展開となりました。先行きに対する懸念が根強いことからしっかりと買い切れないということなのでしょう。
小型銘柄は値動きの悪さを嫌気するような見切り売りがかさみ軟調となるものが目立ちました。東証マザーズ指数は大幅下落、二部株指数は小幅安、日経ジャスダック平均は小幅高となりました。先物は朝方こそ買戻しが中心となって指数を押し上げる要因となりましたが、その後は散発的にまとまった買い戻しも見られるのですが追随する動きはなく、指数を押し上げる場面も限定的で、方向感を出すまでには至りませんでした。
週末の反動で大幅高となりましたが、指数の上昇、値上り銘柄数の多い割りには盛り上がりに欠ける展開でした。相変わらず市場参加者が限られているような感じで、指数が大幅高となったからと言って何が変わったわけでもなく、また、目先的な底入れ感が出るということもないので、盛り上がらないものと思います。物色対象がもっと絞られるとかリード役が表れないと盛り上がってこないのでしょう。
下値の節目と見られる10100円台半ばから200円台半ばで下げ止まり反発となりましたが、遅行線が日々線に上値を押さえられています。ストキャスティックスは底値圏からの反発を示唆しているのですが、RSIはまだ下落余地もあるという状況で、底堅いながらも上値が重いというようなもみ合いとなりそうです。上値は基準線や転換線の水準=10400円から500円、下値は10000円を割り込むところまで下落となってもおかしくはありません。
底堅さは見られたものの、節目と見られる940から50の水準を抜け切れません。また、下値を確認する段階ということではないかと思います。ストキャスティックスは底値圏からの反発を示唆していますが、RSIはまだ下落余地もあり、戻りを試しつつも戻り切らないと再び下値を試すというような日柄整理となって来るのではないかと思います。
7月安値(1ドル=92円前後)の下値を確認した格好となりましたが、転換線に上値を押さえられ戻りも鈍くなりました。節目まで下落(ドル安=円高)となったことで達成感も出て、RSIもストキャスティックスも下落余地もありましたが、反発となって来ました。まだ下値を試す動きもあるのかもしれませんが、92円前後での底堅さも確認できたことから戻り歩調となって来るものと思います。
リターンリバーサルや個別の材料で堅調なものが目立つ
続伸となりました。5日付の新聞で2010年3月期の連結経常利益の減益予想が一転して増益となるもようと報じられ、好感する買いが入りました。銅やニッケルなどの市況が回復したことが大きな要因として他の非鉄金属株にも波及しました。
本日の新聞で2010年度からデジタル家電に組み込む最先端システムLSI(大規模集積回路)の生産を海外ファウンドリー(受託生産会社)に委託すると伝えられ、コスト削減が期待出来るとして買われ、大幅高となりました。
5日付の新聞で仏原子力大手に仏政府からの要請で出資を検討すると報じられ、原発事業の拡大に期待する買いも入り堅調となりました。
先週末に発表した2009年2月−7月期の連結業績の下方修正を嫌気する売りに押され4日続落となりました。株式評価損ばかりではなく本業も振るわないことが嫌気されて買戻しを急ぐこともなく軟調となりました。
4日の引け後に2009年7月期決算を発表、予想を下回る決算となったことに加え、2010年7月期の営業利益が11%増益となる見通しと発表したが、年間配当を半減させたことを嫌気した売りに押され軟調となりました。
売り気配から始まり、寄り付きはしたものの再び売り直されてストップ安となりました。先週末の引け後に発表された2009年5−7月期の決算が前年同期比73%増と発表されましたが予想されていたことでもあり、材料出尽くし感から割高感が募り、売り急ぐ展開となりました。
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