− | − | − |
---|---|---|
日経平均 | 10284.96円 | △16.35円 |
売買高 | 18億5388万株 | − |
日経平均先物 | 10300円 | △50円 |
売買代金 | 1兆3062億円 | − |
TOPIX | 949.66 | △0.07 |
値上がり銘柄 | 662銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 455.22 | △0.36 |
値下がり銘柄 | 856銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1233.36円 | ▼3.85 |
変わらず | 169銘柄 | − |
騰落レシオ | 128.01% | △7.80% |
米国株安を受けて売り先行で始まるも「窓を埋めて」底堅い堅調な展開
米国株が大幅安となったことから売り先行となりました。それでも昨日既に大幅下落となっていたことで、米国株の下落も織り込んでいたという格好で底堅い展開となりました。ただ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も売り越しと伝えられたこともあり、戻りを試すところでは上値を押さえられる展開となりました。前場の引けを意識するところからは先物にまとまった買いが入り上値追いとなる場面もあり、ディフェンシブ銘柄などを中心に底堅い堅調な展開となりました。
後場に入るといったん下値を試す動きとなりました。前場のうちに節目と見られる10100円台後半の水準まで下落せずに下値を確認し切れていなかったことから、先物へのまとまった売りなどもあり、いったん下値を確認するような動きとなりました。先物の売りに加え、目先筋の利益確定売りや見切り売がかさみ、先月末に空けた「窓」を埋めるような節目を確認するような動きとなり、その節目を確認するかのように10200円を割り込むところでは幅広く買戻しが入り、売り一巡、下値を確認できたということで戻り歩調となり、堅調な引けとなりました。
小型銘柄も値動きの良いものは買いが集まるのですが、総じて見切り売りに押される格好となり、東証マザース指数、二部株指数、日経ジャスダック平均と揃って軟調となりました。先物は目先筋の売り買いが中心となっていたようです。昨日までのように執拗な売りは見られず、売り一巡感から買戻しも入り大きく値を戻すような場面もありました。ただ、まだまだ疑心暗鬼で最後まで買い上がり切れず、上値も限定的となりました。
昨日の大幅下落で米国株などの下落を織り込んでいた格好となり底堅さが見られました。リスク許容度の低下からの見切り売りがかさんでいたのですが、そうした売りも世界的な相場下落で出尽くした感じになりました。今後も商品市況が戻りきらないようであれば売り直されるような場面もあるのかもしれませんが、金融緩和の出口論はともかく、景気回復を織り込む動きは続くものと思います。株価と景気の回復度合いが乖離するところや株価に過熱感が強まるところでは売られるのでしょうが、景気回復の度合いを測りながら戻りを試す動きが続くものと思います。取りあえずは「窓埋め完了」となり戻り相場が期待されます。
綺麗に先月末に空けた「窓」を埋める形となりました。下値の節目で底堅さを確認した格好となり、まだRSIやストキャスティックスは下落を続けているので底入れ確認からの反発とはいかないのかもしれませんが、少なくとも底堅さは見られるものと思います。早くも値幅整理は終わり、ここからは日柄整理ということになるものと思います。
日経平均よりも底堅い感じであり、先月末の「窓」を埋めるところまで下がらず、6月高値水準=先月末に空けた「窓」の上限=今月の安値水準といった節目での下げ止まった格好となりました。この水準を割り込むと「トリプルトップ」ということになりますが、この水準で下げ渋っていれば、まだもみ合いの下限を割り込んでいないということになるのです。RSIもストキャスティックスも下落余地は大きく予断を許せませんが値幅整理は終わり、今後日柄整理となるかどうか正念場と言うところです。
基準線も雲も割り込みましたが遅行線が日々線を意識したところで底堅さも見られます。RSIやストキャスティックスがまだ下げ足りないので、引き続き下値を探る動きは続くのでしょうが雲の下限にサポートされるように底堅さも見られるものと思います。
ディフェンシブ銘柄の一角が堅調
両社は共同でベトナムの大型橋梁建設を受注したと新聞で報じられ、海外での事業拡大を期待した買いが入り、IHIは堅調、三井住友建設は大幅高となりました。
原油などの資源価格が軟調となっていることから、収益改善期待が萎み、見切り売りに押され大幅安となりました。目先的な持高調整で商品市況が軟調となっているとの見方もあり、売り急ぐような動きは一部に見られるだけで、底堅さも見られる場面もありました。
ハイテク銘柄が総じて軟調となる地合いのなかで逆行高、大幅高となりました。ハイテク銘柄の中では出遅れ感が強かったことに加え、業績改善期待から外資系証券が投資判断を2段階引き上げたことから手詰まり感が強い相場の中で買いが集まり、大幅高となったもの思います。
昨日の引け後に9月30日時点の株主を対象に1株を2株に分割すると発表、買い手掛かり難の相場のなかで明確な買い材料と受け止められて買いが集まり、大幅高となりました。
景気回復の鈍さが懸念されるなかで、ディフェンシブ銘柄を物色する動きに加え、配当額を段階的に引き上げ、2014年2月期には年100円の配当を目指すと新聞で報じられたことから、堅調となりました。
タイヤの原料である合成ゴムの生産回復が期待されることから、外資系証券が投資判断を引き上げ、目標株価を2倍以上に引き上げたことを好感して買われ、大幅高となりました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング