コラム
» 2009年07月31日 04時00分 UPDATE

木村奈津子の知っ得トラベラー通信:一度は泊まってみたい! 世界のユニークホテル (1/3)

どんなホテルに泊まるかということは、旅行の大きな楽しみの1つ。今回はアイスホテル、アートなホテル、ボート型のホテルなどユニークなホテルを紹介します。

[木村奈津子,Business Media 誠]

著者プロフィール:木村奈津子

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慶應義塾大学商学部卒。消費財の海外マーケティング、インターネットマーケティングを得意とし、ソニー、アマゾンドットコムなど複数のグローバル企業で常に日本文化と海外文化の狭間に立ってきた。仕事、プライベートで海外40都市以上に居住+旅行する大の海外好き。現在は世界最大のオンライントラベル会社エクスペディアの日本法人のマーケティング責任者で、旅行癖がさらに加速中。


 海外旅行における楽しみの1つにホテル選びがある。海の見えるホテル、一流のサービスを受けられるホテル……など、希望はつきないだろう。しかし、大半の海外旅行パッケージではホテルがすでに組み込まれていて、スタンダード、デラックスなどとホテルのレベルまでしか指定できず、同クラスのホテル数種類から決定されるケースが多い。

 一方、最近では「●●ホテルに泊まるツアー」のように、ホテルにこだわる人々のニーズを受けたパッケージも見かけるようになった。ただ、このようなホテル指定のパッケージでは、いわゆる“グローバルチェーン”――誰でも知っているような有名・高級ブランドホテルがメインで、ホテルのバラエティは限定されている。

 そこで世界で5万軒のホテルをカバーしているエクスペディアが紹介しているユニークなホテルの一部を紹介しよう。こんなホテルに泊まれば、いつもと違った特別な思い出ができること間違いなし!

非日常体験、氷でできたホテル!?――「アイスホテル」(スウェーデン)

 まるでジョークのようだが、本当に存在するのが「アイスホテル」。その名の通り氷でできているホテルだ。

ah_hote1.jpg 氷でできたベッドと彫刻のお部屋の寝心地は!?

 アイスホテルはスウェーデンの北部、ストックホルムから飛行機で1時間半の郊外ユッカスヤルヴィという街にある。ここは北極圏に含まれ、比較的暖かい春〜夏には白夜や川釣りなどを楽しむアウトドアツアーを目的とした観光客でにぎわっていた。しかし、暗く寒い冬は観光客も少なくすさんでいたのを、どうにか改善できないかということで生まれた画期的なアイデアがアイスホテルだ。

 部屋のベッド、装飾の彫刻はすべて氷でできており、ホテル内にある氷でできたアイスバーのテーブル、椅子、ジョッキなども氷でできている。ホテルの室内は氷が溶けないようにマイナス5度に保たれており、寒くても寝付けるよう、氷のベッドの上にはトナカイの毛皮や厚い寝袋が用意されている。しかし、さすがに連泊すると体に負担がかかるようで、多くの人は1泊のみで、2泊目以降は隣接している暖かい通常のホテルに宿泊するのだそうだ。

 氷でできたホテルは冬の間だけオープンしており、昼間はミュージアムとして一般の人々に公開されている。なんと、このホテルには氷のチャペルまであり、世界中のカップルが幻想的な氷の彫刻に囲まれたロマンチックなウェディングを挙げるという。また、周りには人工的な光がないためオーロラ観測スポットとしても最適。こんなホテルに泊まったら一生の思い出になること間違いなし。風邪をひいた思い出は避けたいものだが。

 ちなみに北極に向かう前に同様の体験ができるのが、銀座にある「アイスバー東京」。アイスホテルがプロデュースしており、スウェーデンからわざわざ輸送した氷を使用している本格派。体や心の準備として、まずはここでプチ体験しておくとよいかもしれない。

ah_hote2.jpg ホテル内のアイスバーで一杯いかが?
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