− | − | − |
---|---|---|
日経平均 | 9704.31円 | △26.56円 |
売買高 | 26億7702万株 | − |
日経平均先物 | 9710円 | △20円 |
売買代金 | 1兆7453億円 | − |
TOPIX | 913.56 | △1.04 |
値上がり銘柄 | 908銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 398.94 | △2.24 |
値下がり銘柄 | 647銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1117.59円 | △5.25円 |
変わらず | 143銘柄 | − |
騰落レシオ | 125.03% | △5.45% |
米国株高や円安を好感する動きはあったのだが目先的な過熱感もあり上値も限定的
米国市場が大幅高となったことや為替も円安に振れたことから買い先行となりました。ただ、昨日の上昇である程度織り込んでいたことなどから寄り付きの買いが一巡した後は目先筋の利益確定売りもあって上げ幅を縮小する場面もありました。ただ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も買い越しとされたことや節目を抜けたことで買い気も強く、ここのところの出遅れ感もあり、値がさ銘柄を中心に切り返し、大幅高となる場面もありました。
後場はご他聞に漏れず方向感のない展開となりました。いったん切り返す気配も見えた内需関連銘柄に利益確定売りがかさんだことや輸出関連銘柄なども戻り売りや目先筋の利益確定売りに押されて上値も重く、上値の重さを嫌気して先物にも散発的ではあるのですがまとまった売りも出るといった状況でした。一方で節目を抜けて底入れ確認と見られることから売り急ぐこともなく、上げ幅を縮小するものの堅調な地合いは続いていました。最後は先物の見切り売りやヘッジ売りもかさみ上げ幅を縮小、小幅高に止まり安値引けとなりました。
小型銘柄も堅調ながらも上値の重い展開となりました。目先的な過熱感は否めず、利益を確保しながら目先的に値動きの良いものについて行くというような雰囲気でした。東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均、二部株指数と揃って堅調となりました。先物にもまとまった買いも見られ、「買わないリスク」「持たないリスク」に備えるような動きもあったようです。慌てた買戻しは一巡したようですが、売り叩く動きもなく方向感なく目先筋が中心となっていたようです。
底入れ確認と見てもいい水準ではあるのですが、さすがに目先的な過熱感は否めないようです。日経平均も5連騰、騰落レシオも過熱感が強いとされる120を超えてきたことで、いったんは利益を確定する動きも強いようです。輸出関連銘柄などは買い戻しもあるようですが、一方で今回の相場を主導した内需関連銘柄などは利益確定売りに押されており、指数はいったん押し目を確認するような動きも見られるのかもしれません。ただ、売り方よりも買い方の回転が効いてくるところであり、底堅さを確認しては上値を試すような展開になって来るのでしょう。
戻り高値更新となりましたが、上値の重い展開となりました。RSIには上値余地があるのですがストキャスティックスは高値圏にあり、明日の寄り付きが軟調となるといったん9500円前後の節目での底堅さを確認するような動きとなるものと思います。高く寄り付く、あるいは安く寄り付いてから本日の高値を抜けるようであれば、大きく上昇することになるのでしょう。
「かぶせ線」とはならず、何とか強含みの展開が続いていますが、明日の寄り付きが軟調となると日経平均と同様にいったん下値の節目を確認するような動きになるものと思われます。RSIは上値余地があるもののストキャスティックスは高値圏からの調整を示唆しており、いったん押し目を確認する動きになるのかもしれません。
再びも戻りを試す動きにはなったものの、基準線や雲に上値を押さえられました。遅行線も日々線に上値を押さえられており、引き続き上値の重い展開は続きそうです。一方でRSIもストキャスティックスも上昇を示唆しており、上値余地も大きいことから強含みの展開となりそうです。雲に上値を押さえられながら雲の上昇に合わせて強含みの展開が続くものと思います。
先駆したものは一服、輸出関連銘柄が高い
大幅高となって連日の年初来高値更新となりましたが引け際には目先筋や利益確定売りがかさみ軟調となりました。原油や貴金属など商品市況が上昇していることに加え、穀物メジャーなどと組んで穀物輸出施設を建設すると報じられ、食料ネットワーク構築へと進んでいることを好感した買いも入ったものと思われます。
原油を筆頭に資源価格や商品価格が堅調な動きとなっていることで連日の高値更新となりましたが目先的な過熱感もあり上げ幅を縮小して引けました。固定費や原材料費の圧縮でコストを大幅に削減すると新聞で報じられたことも買い急がせる要因となったようです。
米GM(ゼネラルモーターズ)の主要取引先であり、巨額の債権も保有していることが懸念されましたが、景気底入れ感や円安を好感する動きが勝り、悪材料で尽くし感もあって堅調となりました。
一時大幅高となり年初来高値更新となりました。ヒトの新型万能細胞(iPS細胞)から出来る心筋細胞を独占的に販売すると発表、好調な業績に加えての材料だけに素直に好感する動きとなり、買われました。
寄り付きから売りがかさみストップ安比例配分となりました。昨日の引け後に2009年3月期のエンベディッド・バリュー(EV=「潜在価値」=生命保険会社の企業価値を評価する有力な指標)が前期比51%減となったことを発表、経営環境の悪化を嫌気した売りがかさみストップ安となりました。複数の外国証券から投資判断の引き下げもあり、売りを加速しました。
大幅下落となりました。米国株高や円安を受けて輸出関連銘柄が買われるなかで、これまで6日連騰、その間に2割程度上昇したことから目先的な過熱感や利益を確保する売りに押されました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング