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日経平均 | 9290.29円 | △251.60円 |
売買高 | 23億2135万株 | - |
日経平均先物 | 9300円 | △220円 |
売買代金 | 1兆5118億円 | - |
TOPIX | 879.76 | △20.05 |
値上がり銘柄 | 1389銘柄 | - |
東証マザーズ指数 | 351.43 | ▼1.37 |
値下がり銘柄 | 236銘柄 | - |
日経ジャスダック平均 | 1064.30円 | △4.98円 |
変わらず | 72銘柄 | - |
騰落レシオ | 107.72% | △5.92% |
昨日の大幅下落の反動や米国株高、円安を好感して大幅高
昨日の大幅下落の反動に加え、米国株が大幅高となったことや円安に振れたことから買い先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)は売り越しと伝えられたのですが、前日の下落もあったことから軒並み買い気配で始まるなどほぼ全面高という状況でした。寄り付きの買いが一巡したところで上値の節目と見られる9300円水準で上値も重くもみ合いとなりましたが、売り急ぐ動きもほとんどなく、大幅高水準で小動きとなりました。
後場に入っても一段と動きが少なく、方向感のない展開となりました。寄り付き直後には見切り売りに上げ幅を縮小する場面もありましたが、追随して売り急ぐ動きも少なく、かえって買戻しも入り再び上値の節目を試すような動きになりました。その後は大幅高ながらも明日のGDP(国内総生産)の発表を気にしているのか、盛り上がりに欠ける動きとなり、指数も9300円手前のところで小動きとなりました。最後は手仕舞いの売り買いが交錯するなかGDP発表へのヘッジ売りなども見られ上げ幅を縮小しての引けとなりました。
小型銘柄はまちまちとなりました。空売りの買戻しを急ぐ動きがあるわけでもなく、値ごろ感からの買いが入るものが見られる一方で、値動きの良い主力銘柄に乗り換える動きで売られる銘柄などまちまちとなり、東証マザーズ指数は軟調、二部株指数と日経ジャスダック平均は堅調となりました。先物も朝方こそまとまった売り買いも見られましたが、まとまった売り買いに追随するような方向感を出すような動きはなく、目先筋の売買が中心となっていたようです。引けを意識する時間帯にはヘッジ売りなども見られましたが、大きな動きにはなりませんでした。
日経平均の節目と見られる9300円水準で上値を押さえられました。昨日は9000円と言う節目で下値を確認しており、少し長い目で見ても大きな流れに変化が見られるというよりは景気回復を確かめつつ方向を見定めているような感じです。9300円を超えると9500円が気になり、9000円を割り込むと8800円水準が目処となるという動きではないかと思います。9500円を超えるには景気底入れがどこかで、何かで確認される必要があるのではないかと思います。
基準線にサポートされて転換線に上値を押さえられた格好です。RSIやストキャスティックスは引き続き調整を示唆しており、過熱感を冷ますように上値の重い展開が続くか、まだ何度か基準線のサポートを確認するような場面もあるのかもしれません。
基準線のサポートを確認して強含みと見られますがRSIには上値余地があるもののストキャスティックスは高値圏からの調整を示唆しており、まだ下値を確認するような調整が続くものと思います。
雲の下限にサポートされて反発となりましたが遅行線が雲の上限に上値を押さえられています。ストキャスティックスは底値圏にあり、底堅さも見られるのでしょうが、RSIは下げ足りず、上値の重い展開が続くものと思います。底堅いながらも本格的な反発にはもう少し日柄の整理が必要と言うことでしょう。
反発を試す動きと決算に反応する動き
中国政府が国内の鉄鋼各社に減産の緊急命令を出したと新聞で報じられましたが、前日の大幅下落の反動や中国での減産がかえって需給の好転につながると好材料として受けとめられ、大幅高となりました。
新型インフルエンザの拡大でハンドソープを増産していると新聞で報じられたことからインフルエンザ関連銘柄の一角として買われ大幅高となりました。業績的な安定感もあることも上げ幅を広げる要因となったものと思われます。
昨日の引け後に2009年3月期連結決算を発表、同時に2010年3月期連結最終損益が赤字に転落しそうな見通しを発表し軟調となりました。景気回復期待からの業績回復を期待していただけに失望売りがかさんだものと思われます。
昨日の引け後に発表した2010年3月期連結純利益が前期比2.6倍となる見通しとされ、値動きの良い銘柄を物色する動きにも乗り、大幅高となりました。
年初来高値更新となりました。大手証券が投資判断を2段階引き上げたことで買いが集まり、収益回復を期待する向きもあって大幅高となりました。
昼の時間帯に発表した今期(2010年3月期)連結利益の見通しが前期に発売延期となった主力ソフトが今期に発売され、収益に寄与するとして前期比2.4倍となると伝えられ、一気に買いが入り大幅高となりました。
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