2〜4階まで各14室、5階のみ13室で計55室となっている。室内照明が裸蛍光灯(白熱球タイプ)なのは意匠だそうだ。ちょっとした暖かみの演出なのだろう。
内覧会では、各居住フロアに2カ所設置されているシャワールームが評判だった。「イマドキの若者は全員が大浴場でのコミュニケーションを好むというわけではないだろうから」という意見が出ていた。
個人的に面白かったのは、個室だけでなく収納が分散していること。メールボックス、シューズボックス、各フロアのロッカー室、水周りのロッカー、そして地下のトランクルーム。寮全体のそこかしこに個人スペースが分散していて、それぞれの用途の個人所有物を分散収納することになる。人にもよるとは思うが、なにやら楽しい感じがする。鍵をたくさん持ち歩かなければならない気もするが。
実は筆者は寮というものに住んだ経験が無いのだが、拝見してみて共同生活も面白そうだと感じた。今回は大手企業に一括で貸す予定とのこと。運用ルールがしっかりしていれば、人をひきつける寮としての役割を果たせるのではないだろうか。
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