ニュース
» 2008年04月15日 14時26分 UPDATE

銀行選びのポイントは3つ:“いいとこ取り”の銀行選び――ATM手数料を比較する(前編) (1/2)

「どこの金融機関を使っても同じ」と思っているのならば、それはとんだ勘違い。時間外やコンビニでお金を下ろす機会が多い人は、ATM手数料にこだわる必要がありそうだ。主な銀行の各種手数料を掲載していたので、自分が持っている口座と比較してみよう。

[フィナンシャルリッチ特集取材班,Business Media 誠]

 給与振込みやクレジットカード代金の引き落としなど、生活をしていく上で必要な銀行口座。しかし“なんとなく”口座を持ち続け、損をしている人も多いだろう。新年度を機に、金融機関の口座を見直してみてはいかがだろうか。

 預金金利については「“守りながら攻める”普通預金&定期預金の使い方 」で触れたが、今回はATM手数料を中心に紹介しよう。

“いいとこ取り”で金融機関を選ぶ

 ある調査によると、約8割の人はメインバンクに満足しており、その理由として「ATMの立地」や「手数料無料サービスの有無」を挙げる人が多い。一方で、不満の声として「手数料の金額」や「窓口の待ち時間」などが目立つ。ATMが自宅や仕事場の近くにあり、手数料が安い――といった“いいとこ取り”で、金融機関を選ぶのはどうだろうか。

 まず金融機関の業態別にメリットとデメリットを考えてみよう。メガバンクはATMの設置台数は多いものの、一般に手数料に関するサービスは少ない。ネット専業銀行は預金金利は高く手数料は安いが、ATMなどの機能面で使い勝手が悪い。各業態のメリット・デメリットを考えると、メガバンクや地方銀行などを給与振込みなどのメインとして使い、ネット専業銀行を資産運用や決済用のサブとして利用する。こうしてメインとサブを使い分けるという、いいとこ取りで金融機関を利用するのがオススメだ。

 例えば新生銀行では、振込手数料が月3回(預金残高などにって振込回数に違いがある)までキャッシュバックされる。新生銀行を給与振込口座に指定し(メイン)、その口座から預金金利が高いネット専業銀行やキャンペーンなどを実施している金融機関(サブ)に振り込めば、振込手数料が無料で高い預金金利が手にできるという、いいとこ取りができるのだ。

業態 メリット デメリット
メガバンク 貯める、借りる、投資するなどすべてのサービスを受けることができる。
店舗数が多く、ATMの設置台数も多い。
預金金利は低めで、手数料サービスが少ない。
地方銀行、信用金庫など 地域によってはメガバンクよりも店舗数が多い。
地方銀行によっては相互にATMを提携、信用金庫業界ではATM引き出し手数料を無料にしている。
懸賞金や懸賞品といった預金キャンペーンを実施するところもある。
全国に店舗がない。
大手と中小によって取り扱っているサービスに差がある。
ネット専業銀行 預金金利が高めで、ネット上での手数料が安いところが多い。 店舗がない。
提携しているATMでしか取引ができず、利用できるATMが少ない。
ゆうちょ銀行 全国に約2万6000台のATMがある。 ローン商品を扱っていない。
1人当たりの貯金限度額は1000万円まで。
信託銀行 土地などを預かってくれ、本人に代わって管理・運用してくれる。 店舗が少ない。
資産家をターゲットにしているので、一般の人にとってはメリットが少ない。
       1|2 次のページへ

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Loading

注目のテーマ