ウワサの「東京ミッドタウン」を散策してきました六本木で感じる緑とアート(2/2 ページ)

» 2007年03月27日 05時24分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
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 さて、自然の“グリーン”と並んで東京ミッドタウンの重要なテーマになっているのが“アート&デザイン”だ。敷地内には、イタリア在住の彫刻家・安田侃(かん)氏によるメインアート(「意心帰」と「妙夢」)をはじめ、さまざまな彫刻や絵画が配置され、散策するだけでアーティスティックな気分になる。

 またショッピングゾーンのGALLERIAでも、インテリア&デザイン系ショップが多いことに気づくはず。家具や雑貨はもちろん、デザイン家電のセレクトショップ「Idea Digital Code」、ユニークなデザインの液晶テレビを揃えた「ハンスプリー」など、珍しいお店が軒を連ねている。さらに、通路の脇にある柱に目を向けると、陶器や硯といったちょっとしたアートがさりげなく展示されていた。

photophoto デザイン家電のセレクトショップ「Idea Digital Code」(左)とユニークなデザインの液晶テレビを揃えた「ハンスプリー」(右)。ハンスプリーのテレビはパーソナルサイズが多く、プレゼントなどにも適している
photophoto 柱の穴を覗いてみると、ちょっとしたアートが展示されている。ほかに陶器や硯などもあり、いずれも渋い感じ

 アートな気分が盛り上がったら、敷地内にある「サントリー美術館」や「FUJIFILM SQUARE」「Fuji Xerox Art Space」、あるいは「東京ミッドタウン・デザインハブ」に足を向けるのもいい。絵画や写真にくわえ、グラフィックデザインやプロダクトデザインなど、幅広いジャンルのアートに触れることができる。これも東京ミッドタウンの大きな魅力だ。

photophoto 「Fuji Xerox Art Space」の外観と「東京ミッドタウン・デザインハブ」の第一回企画展「Good Design Good Life〜日本のデザイン〜」。懐かしいアイテムがいっぱい

 余談になるが、サントリー美術館が東京ミッドタウンに移転したことで、1月にオープンした「国立新美術館」、六本木ヒルズの「森美術館」と合わせて“六本木アート・トライアングル”が出現したらしい。六本木は、いつのまにかアートな街に変貌していたのだ。


 東京ミッドタウンの営業時間は、ショップが11時〜21時、レストランは11時〜24時(一部、異なる店舗あり)。アクセスは、都営地下鉄六本木駅(直結)か東京メトロ日比谷線の六本木駅(地下通路で直結)が便利だ。

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