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2005/08/09 22:58 更新
特集:BREW最新事情
BREWとは何か?(前編) (1/2)
BREW特集を開始するにあたり、まずは最も基本的な、かつ難しい問いに答えなくてはならないだろう。それは「BREWとは何か?」だ。まずはBREWの誕生から今までを振り返ってみよう。
これまで「ケータイJavaの対抗馬」「ケータイゲームアプリの開発キット」など狭い意味で語られることが多かったBREW。しかし、実際にはさまざまな可能性を秘めたアプリケーションプラットフォームがBREWであり、また、この「プラットフォーム」という言葉では説明が難しいほどの大きな将来像を垣間見せつつある。にもかかわらず、BREWは基本的に「縁の下の力持ち」として振る舞うため、その全貌を知る人は意外と少ない。
本特集では、携帯ビジネスに興味を持つ方向けに、できるだけ平易な表現のもと、現場のキーパーソンへのリアルなインタビューを交えながら「注目の携帯プラットフォーム BREW」のリアルタイムな姿を解き明かし、その将来性を見極めてみたい。
まずは「BREWとは何か?」という質問に対し、2005年夏の時点で答えられる最新の答を提示していこう。
日本でのBREWの歴史は2001年から始まった
2001年1月、BREWの開発元であるクアルコムとその日本における最初の担い手であるKDDIによって、BREWに関する日本で初めての発表が行なわれた(2001年1月31日の記事参照)。その時、BREWとは「携帯アプリ開発環境」であり「(Javaではなく)C/C++で書けるので自由度が高い」こと程度しか報道されなかった。そして、その13か月後の2002年3月に日本最初のBREW対応ケータイが発売され、やっと「携帯アプリ実行環境」としてのBREWが日本市場に登場した(2002年3月8日の記事参照)。しかし、この時点ではまだBREWアプリを無線ダウンロードする機能は実装されておらず、「携帯アプリの配信・ダウンロード環境」としてのBREWが日本で実用化されたのは2003年2月のことである(2003年1月29日の記事参照)。
よって、この2003年時点でのBREWは「(Javaより)自由度が高く高機能なアプリを開発し、無線で配信&ダウンロードし、(Javaより)高速で実行できる仕組み」
だと説明されることが多かった(2003年1月31日の記事参照)。このことからもわかるように、当時BREWについての説明は、ドコモのiアプリに代表される「ケータイJavaテクノロジ」との比較が中心であり、今でもこの構図で理解している方が多いのではないだろうか。日本のみならず世界的にも「BREW普及のキーパーソン=仕掛人」と目されているKDDI執行役員の高橋誠氏は、書籍「ケータイビジネスを革新する技術BREW」掲載のインタビューにおいて「まだ、Java対BREWという質問が来る。こういう談義はもう誰もしないと思っていたのだが」と苦笑していた。
「KCP」と「UiOne」でBREWの可能性が広がる
[平野正喜,ITmedia]
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