「嫌なこと」には、4つのパターンがある書くだけで人生がうまくいく嫌なことノート(2/2 ページ)

» 2014年11月19日 11時00分 公開
[嫌なことノート普及委員会,Business Media 誠]
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自分がした「嫌なこと」ほど気付かないものはない

 嫌なことのパターンその2は、ほかの人を見ていて感じる「嫌なこと」です。

 「会議での発言にひどいダメ出しをされた先輩」
 「上司のミスを責任転嫁されている後輩」
 「社員に上から目線で指示を出されている派遣社員」

(写真と本文は関係ありません)

 当事者が実際に嫌だなあ、困ったなあと思っているかどうか分かりませんが、自分がその立場だったら嫌だなあと思うことも結構あるものです。日ごろから、「他人の嫌なこと」に目を配っていると、観察力や課題発見力が身につき、いろいろなことに気付けるようになります。


 嫌なことのパターンその3は、自分がしてしまった「嫌なこと」。実はこれがいちばん気付きにくいことです。

 「先輩に指摘された」
 「お客様に怒鳴られるようなことをした」
 「上司に怒られるようなことをした」

 と相手が反応してくれたときは、自分が何か「嫌なこと」をしたことに気付けるのですが、知らないうちに相手に対して「嫌なこと」をしていることもあるはずです。

 人は自己肯定するのが得意なので、気付くのは簡単ではないかもしれませんが、「自分は人に嫌なことをしていないか?」を考えてみるだけでも大切です。けっこう思い当たることが出てくるかもしれません。

テレビドラマは「嫌なこと」を発見する最高のツール

 嫌なことのパターンその4は、テレビや映画、単行本、新聞、Web、ブログ、雑誌などや、街中で偶然出合った「嫌なこと」です。報道されるニュースやドラマのセリフ、小説の主人公の態度、電車の中でのマナー違反など。

 「国会で、答えたくない質問にはひと言も発しない政治家」
 「ドラマで、部下のミスばかりを探して、見下す上司」

 特にテレビドラマなどはキャラクターが誇張されて表現されていることも多く、「嫌なこと」にも気付きやすいはずです。

 →連載:「書くだけで人生がうまくいく嫌なことノート」 記事一覧はこちら

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