さらに岡本社長は、問い合わせを限りなくゼロに近づけるための「進化するサポート」を実施していくという。すでに、既存の問い合わせ履歴を分析し、製品やサポートコンテンツを最適化しているほか、コールセンターとユーザーの画面を共有してリモート操作する仕組みを導入した。
また、“受け身”のサポートから積極的に顧客にアプローチする施策も重視している。例えば、製品導入時や法令改正時にはサポートセンターの「アドバイザリーデスク」スタッフが電話をかけて、ユーザー側に業務上の問題が発生する前にポイントを案内する。さらにTwitterなどのソーシャルメディア上で業務上の疑問や製品への不満をツイートしているユーザーに話しかける「アクティブサポート」も本格的に開始する。
弥生は今、業務ソフトメーカーから事業コンシェルジュへの進化の途上にあるのだ。
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