準グランプリの「KustomNote」は、Evernoteへの投稿をテンプレート化するアプリだ。同じような投稿をするような人は作業を効率化できる。アメリカのチームが作成した。Webベースのアプリで、専用サイトにアクセスして利用する。
イメージとしては、毎回同じような項目を入力するような操作を、あらかじめフォームのような形で自動化する。Evernoteにはあらゆる情報を入力できるので、週報や食事など繰り返し行うタスクを設定しておくと便利だ。KustomNoteではいくつかのテンプレートを用意しているので、それに沿って設定することもできる。
グランプリに選ばれたのは、香港チームが開発した「EverClip」。ブラウザで閲覧中のWebページをワンクリックでEvernoteに投稿する「Evernote Webクリッパー」機能を、iPhoneで素早くできるにしたアプリだ(App Storeへのリンク)。
Evernote Webクリッパーは、PCで操作する場合、ブラウザの拡張機能(アドオンやエクステンション)を使う。少ない操作で見ているWebページをEvernoteに投稿できて便利だとして、人気の機能なのだという。
EverClipは、アプリ側からSafariやEvernoteを呼び出してWebページをEvernoteに投稿する。Webページの内容すべてを投稿するだけでなく、ページ内にある一部のテキストや画像だけをさっと選択して投稿などの操作も可能だ。しかも、それを素早い動作で実現する。
選定ポイントも、そのさっと投稿できる操作性のよさ。プレゼンテーションでは、ページによっては10秒で完了するとアピールしていた。実際の利用イメージは、以下の紹介動画をご覧いただきたい。
なお惜しくも3位までに入らなかったチームのアプリは、以下の通り。
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