「分解」的な視点は、図解通訳を行なう上で欠かせないものです。ほとんどの問題は、分解するまではその問題点が明らかになりません。分解して、新しい発見があってこそ、問題解決のための取っ掛かりが見つかるものです。分析的能力を高めるためには、この分解する力が非常に重要です。
分解にはいくつかのアプローチがありますが、大きく分けて、構成要素、各要素の絶対的な量、要素を比較した場合の割合(相対量)、2つの変数や評価軸で分解する、時間軸で分解など多様なアプローチ方法があります。目的によって選択する軸は変わります。
実際に6つの軸で分解した場合に、どのような図解表現になるのでしょうか? その代表的な「カタチ」をピックアップしてみました。
例えば売上1つとっても、分解する軸はさまざまです。要素、絶対量、割合、変数、評価軸、時間軸など6つの軸で分解する複眼的な視点を持つことが重要です。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.