コンパクトドキュメントスキャナ、ScanSnapと“最強のライバル”を比べてみた(前編)ガチンコ対決!2009秋の陣(2/3 ページ)

» 2009年11月20日 15時00分 公開
[山口真弘,Business Media 誠]
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写真で本体サイズと設置面積をチェックする

 実際にスキャンを行う前に、本体サイズと設置面積もチェック。いずれもコンパクトタイプのモデルだから、本体の小ささにばかり目が行きがちだが、トレイを展開した時にどの程度の空間を占有するかも重要なのだ。


PFU「ScanSnap S1300」を正面(左)、背面(中央)、側面(右)からそれぞれ見たところ。天板はナナメ

こちらはキヤノン「imageFORMULA DR-150」の正面(左)、背面(中央)、側面(右)。これだけ見ると正面と背面がほとんど区別がつかない。天板は完全にフラット

奥行きと高さを比較。高さについては、かなりの違いがあることが分かる。右はPFU「ScanSnap S1300」を、B5ノートPCが収納できるバッグに入れた状態。面積的には問題ないが、バッグを閉じるとやや厚みが気になる

キヤノン「imageFORMULA DR-150」も同じバッグに入れた。こちらは厚みもないためバッグを閉じても違和感がない。ポケット面にもすっぽりと収まってしまう

 まずは閉じた状態でのサイズ。これはキヤノンimageFORMULA DR-150の圧勝だ。設置面積についてはほとんど違いはないのだが、キヤノンimageFORMULA DR-150は、ノートPC用バッグのポケットに入ってしまうくらい本体がフラットである。

PFU「ScanSnap S1300」のトレイをオープンしたところ

こちらはキヤノン「imageFORMULA DR-150」のトレイをオープンしたところ

(左)トレイを展開した状態。キヤノンimageFORMULA DR-150のほうがややコンパクトに見えるが、これは紙をセットしていない状態である点に留意したい。(中央)PFU「ScanSnap S1300」に原稿をセットした状態。奥行きは実測値で25センチ。(右)キヤノン「imageFORMULA DR-150」に原稿をセットした状態。奥行きは実測値で25センチと、PFU ScanSnap S1300と変わらない

 つぎに開いた状態でのサイズ。仕様の数値だけ見るとキヤノンimageFORMULA DR-150のほうがコンパクトだが、これはキヤノンimageFORMULA DR-150のトレイが若干短いためであり、A4の書類をセットした状態では、両者とも奥行きは25センチ(実測値)と差はほとんどない。このあたりは、実際に紙をセットしてみないとなかなか分からないポイントだ。

 なお、両製品とも(多くの家電製品がそうであるように)壁にぴったり付けて置くことは推奨されていない。念のため注意しておこう。

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