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アイデア創発の素振り:
TRIZ――10分以内に「それ、どうやって実現するか」を思いつく方法 (1/3)
問題解決の会議や現場で、相当難しい問題に出くわすことがある。「こりゃ簡単には、アイデアが出ないぞ!」――そんな時に効果的な発想法を紹介する。
10分間あれば、相当な難問でも、必ずアイデアを思いつく具体的な方法がある。例えば、時間制限のある会議で、問題の解決を迫られた場合。問題がかなり難しいと、ただアイデアを出すだけでも時間ばかりが過ぎる。この問題、解ける気がしないんですけど――。そんな時、この方法を試してほしい。
| 名称 | 人数 | 道具 | 長所 |
|---|---|---|---|
| TRIZ(トゥリーズ)発明原理 (※今回紹介するのは筆者が意訳したもの) |
個人 | 智慧カードのリスト、紙、ペン | 短時間で確実にアイデアを思いつく |

TRIZ(トゥリーズ)は「発明的問題解決の理論」と訳される。ロシアで作られ、欧米に広まり、近年はアジアで認知度が上がってきた。TRIZを作った人物たちは膨大な特許を分析し、特許の中に繰り返し現れる問題解決の構造を「技術的ブレークスルーの40パターン」にまとめた(筆者注:そのほかにも複数のコンテンツがある)。その40パターンは「発明原理」と名付けられている。
この原理は「分割原理」「機械的振動原理」などなど。なお、TRIZの表現は堅く、かつ適用までに長いプロセスも必要とする。この理論自体をヘビーに使う人を前提にして作られたのが一因かもしれない。TRIZを用いて早速アイデアを出してみようとすると、TRIZの本を読み込み用語の意味を理解するというところからはじめて、アイデアを出し始めるまでに数時間がかかる。
そこで、筆者の別のプロジェクトチーム(宮城TRIZ研究会)では、SCAMPERのように、発想を引き出すワンフレーズのリストを開発した。このリストすなわち「智慧カード」とは、各原理の内容を大胆に削り意訳したものである(40すべての原理名称や全般的な説明は@ITでも読める)。
[石井力重,ITmedia]
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