スタバの「ビジネス ステーション」って何? 六本木ヒルズに誕生

» 2014年07月15日 17時55分 公開
[土肥義則,Business Media 誠]
期間限定のコーヒー「ザンビア」。注文して5分ほど待つと、スタッフが注いでくれる

 スキマ時間にカフェでちょっと仕事――。忙しいビジネスパーソンにとって、仕事に集中できるカフェは“重要なスペース”、と考えている人も多いのでは。そんな人にとって、ウレシイお店が誕生した。

 六本木ヒルズ ウエストウォークの1階にあったスターバックスが16日、「ビジネス ステーション」としてリニューアルオープンする。以前は、大きなソファを中心に配置していたので20席ほどしかなかったが、リニューアル後は中央に2つの大きなテーブルを設置。また、カウンター席や2〜4人席を配置することによって、61席に拡大した。

座席数は61席、面積は141平方メートル。営業時間は月〜金曜日は7時から21時まで。土曜日は9時から21時まで。日・祝日は9時から20時まで

 ビジネス ステーションの最大の特徴は、大きなテーブルにタブレット端末「Kindle Fire HDX」を10台設置したこと。「有料コンテンツも無料(一部)で見ることができるので、コーヒーを飲みながら情報を楽しんでいただければ」(スターバックス 広報)。また、電子書籍端末「Kindle Paperwhite」を4台設置。最新のビジネス書を読むことができるので、忙しいビジネスパーソンも有意義な時間を過ごせるかも。

大きなテーブルにタブレット端末「Kindle Fire HDX」(左)と電子書籍端末「Kindle Paperwhite」(右)が設置されている。また、テーブルにはコンセントがある

 店内の照明は少し暗くしていて、落ち着いた空間を演出。店内には英字新聞3紙を設置しているほか、壁面には世界の主要都市の時間が分かる“世界時計”を飾っている。

 スターバックス コーヒー ジャパンでは数年前から、“いつものお店とすこし違う”をコンセプトに、地域やエリアの特性などに合わせた店舗を増やしている。今回の「ビジネス ステーション」については、ビジネスパーソンが多く利用していることから、“情報”をキーワードにデザインしている。

ニュースパーパーホルダーに英字新聞が置かれている。New York Times、Wall Street Journal、Financial Timesを日替わりで読むことができる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.