「ゴールドウイング」にロー&マッチョデザインの派生モデルザ・マッスル

» 2014年04月14日 13時36分 公開
[Business Media 誠]

 本田技研工業は4月14日、1800ccエンジンを搭載する大型バイク「ゴールドウイング F6C」、800ccエンジンのスポーツツアラー「VFR800F」など新モデル2種、快適装備を備えた追加モデル3種を発表。2014年4月18日より順次発売する。

photo 迫力のあるマッチョなデザインを採用した「ゴールドウイング F6C」(アトモスフィアブルーメタリック)

 ゴールドウイング F6Cは、同社の最上位ツアラーモデル「ゴールドウイング」の派生モデルとして展開。テーマは「ストリートマッスルクルーザー」。シリーズの伝統や上質感を受け継ぎつつ、車体を低く抑え、力強さや迫力を増した存在感のあるデザインを採用した。ゴールドウイング比で75キロの軽量化を施し、専用開発のマフラーとともに低速からパワフルな特性、かつ力強いエキゾーストサウンドを響かせる。フロント19インチ、リア17インチのホイールを採用し、ブレーキはABSを標準装備。ほか、ローデザイン(シート高735ミリ)により足つき性も高めた。

 エンジンは1800ccの水平対向6気筒OHC。最高出力は86kW(117馬力)/5500rpm、最大トルクは168N・m/4750rpm。トランスミッションは5段マニュアル。燃費は25km/l(時速60キロ定地走行テスト値)。サイズは2470×940×1150(長さ×幅×高さ)ミリ、車両重量は約342キロ。カラーはアトモスフィアブルーメタリックとグラファイトブラックの2色。発売は2014年4月22日、車両価格は185万円(税抜、以下同)。

photo ゴールドウイング F6C(グラファイトブラック)

 VFR800Fは、ロングツーリングの快適性を追求する“大人のスポーツバイク”がテーマの新モデル。空力性能を追求した買うリング、トラクションコントロールシステム、熟成を図った781cc水冷V4 DOHCエンジンなどにより、市街地での扱いやすさとロングツーリングでの快適性をさらに高めた。スイングアームやフロントフォーク、ホイール、マフラーレイアウトを刷新し、前モデルより軽量化。シート高を標準仕様より20ミリ下げる機構により車体の取り回しやすさも考慮した。ABSやETC車載器、グリップヒーターなども標準で装備する。

 エンジンは781ccのV形4気筒DOHC(HYPER VTEC搭載)。最高出力は78kW(105馬力)/10250rpm、最大トルクは75N・m/8500rpm。トランスミッションは6段マニュアル。燃費は28.7km/l(時速60キロ定地走行テスト値)。サイズは2140×750×1270(長さ×幅×高さ)ミリ、車両重量は約242キロ。カラーはビクトリーレッドとダークネスブラックメタリックの2色。発売は2014年4月18日、車両価格は125万円(税抜)。

photo VFR800F(ビクトリーレッド)

 あわせて、700ccクラスのエンジンを搭載するスポーツツアラー「NC750X」「NC750S」「インテグラ」にETC車載器とグリップヒーターを標準装備とした「E Package」も追加する。発売は2014年4月21日。

photo 750ccエンジンと6段DCT搭載「NC750X」

 NC750Xはローダウン仕様のType LDを含めて2構成(カラーはマットパールグレアホワイト、ソードシルバーメタリック、パールスペンサーブルー)、NC750Sは2色(マットパールグレアホワイト、グラファイトブラック)のカラーを用意し、それぞれトランスミッションにはDCTチェンジぺダル付きの電子式6段DCT(デュアルクラッチトランスミッション)を採用する。インテグラのE Packageは、ETC車載器と、スポーツグリップヒーターを標準装備とし、通常パッケージに加え、専用色ホイールを採用したインテグラ S E Packageも用意する。

 価格はNC750Xデュアル・クラッチ・トランスミッション<ABS> E PackageおよびType LD デュアル・クラッチ・トランスミッション<ABS> E Packageが85万6000円、NC750S デュアル・クラッチ・トランスミッション<ABS> E Packageが80万7000円、インテグラ E Packageが89万円、インテグラ S E Packageが91万円。

photo 700ccエンジンと6段DCT搭載「インテグラ」

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