iPhone、Androidスマホと「もっと」つながるG-SHOCKカシオ秋冬新作ウオッチ展示会2013(1/3 ページ)

» 2013年10月16日 14時50分 公開
[吉岡綾乃,Business Media 誠]
2013秋冬新モデルのテーマは「Beyond」

 1983年に初代「DW-5000C-1A」を発売して以来(参照記事)、2013年4月で30周年を迎えたカシオ計算機の「G-SHOCK」。

 9月上旬、カシオ計算機は2013年秋冬発売の新作ウオッチを展示する発表会を行った。ここではG-SHOCK、OCEANUSなど男性向け製品を中心に、最新モデルを紹介する。


SKY COCKPITシリーズの流れをくむ、新生「MT-G」

 G-SHOCKブランドで最も目立っていた展示は新生「MT-G」、MTG-S1000Dだ。メタル外装ながら、衝撃・遠心重力・振動という3つの重力加速度に耐える「TRIPLE G RESIST」。SKY COCKPITシリーズの流れをくむG-SHOCKとなっている。

MTG-S1000Dは9万9750円。ブラックモデルのMTG-S1000BDは12万750円で11月30日発売(出典:カシオ計算機)

 強さの秘密は、ベゼルと裏ぶたを4本のステンレスパイプで挟み、その中に樹脂製のインナーケースを浮かせるコアガード構造にある。

 このほかにも、メタルと樹脂のコンポジットりゅうずや、メタルバンドの裏側に樹脂を用いたレイヤーコンポジットバンドを付けて装着感を向上させるなど、「メタル×樹脂」を随所に生かしている。58.6×53.5×15.5ミリと大型な割に、腕につけると見た目より軽く感じる(188グラム)モデルだ。

 →G-SHOCKの新「MT-G」、メタルで挟んで耐久性アップ(参照記事)

(左)メタルを使いながら、従来の樹脂を使ったG-SHOCKに負けない強度を出すため、厚い金属板を削りだしてパーツを作る。(右)ビジネススーツにも似合う

レンジャー部隊向けG-SHOCK?「RANGEMAN」

 G-SHOCK「Master of G」シリーズの最新作として展示されていたのが、「RANGEMAN(レンジマン)」だ。ジャングルや山岳地域など、極限の環境で活躍するレンジャーたちの使用に耐えることを想定し、RANGEMANと名付けたという。

「RANGEMAN GW-9400」。3色あり、5万400〜5万2500円(出典:カシオ計算機)
ボディはブラックとカーキの2色(ブラックは反転液晶モデルもあり、全体で3モデル)

 これまでPROTREKシリーズで採用されていた方位、気圧/高度、温度を計測できるトリプルセンサーをG-SHOCKとしては初めて搭載。手袋をはめていても操作しやすいような大きめのボタン、小石など異物の侵入を防ぐシリンダー状ケース、ワンプッシュで時刻をメモリーできるダイレクトタイムスタンプ機能など、サバイバルシーンに欠かせない機能を盛り込んだモデルとなっている。

 →生き残るためのタフネス、G-SHOCK「RANGEMAN」(参照記事)

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