ミッドシップされるV8ツインターボエンジンは、デュアルクラッチ式ギアボックスと組み合わされますが、静止状態から時速100キロまでを3.3秒で走りきり、最高速度は時速330キロに達するといえば、そのパフォーマンスが「超弩級」と称されることに誰も異論はないでしょう。
でも、MP4-12Cは、街をゆっくり流がすこともまるで苦にしません。そして、踏めば非日常の世界に、簡単に連れて行ってくれますが、クルマの挙動は常に安定しており、インフォメーションも正確です。
優しさ、鋭さ、激しさ……。そんなあれこれを美しいパッケージに包み込んだMP4-12C。スポーツカーメーカーとしてのマクラーレンは、まだスタート台に立ったばかりです。つまりMP4-12Cは序章に過ぎません。本章は、これから始まるのです。ワクワクします!(文&撮影:岡崎宏司)
Copyright (c) 2014 PLOTS Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング