アップル担当者に聞く、ホリデーシーズンおすすめアプリ（1/6 ページ）

[木熊太郎，エキサイトイズム]

　先日、米ニールセンの調査で「米国の子どもが一番ほしいクリスマスプレゼントにiPad」と回答したという結果も発表され、加速度的に盛り上がっているiOS市場（米国の6〜12歳の子どもの44％がiPadをクリスマスプレゼントにほしいと回答。2011年10月に米国在住の3000人を対象に行われた調査）。

　最新の数字では、iOSデバイス（iPhone、iPod touch、iPad）の累計販売台数が2億5000万台、アプリケーションは50万本に及ぶという（そのうちiPadに最適化されたiPad用のアプリケーションは14万本）。

　膨大に広がるiOSアプリの世界から、クリスマスや年末年始のホリデーシーズンを楽しく過ごせるおすすめの最新アプリを米国Apple本社 ワールドワイドプロダクトマーケティング iPad担当のスコット・ブロドリックさんに聞いた。

　iPad 2は2011年3月にリリースしたばかりですが、世界中に4000万台も行き渡りました。さらにはつい最近の米ニールセンの調査で「米国の子どもが一番ほしいクリスマスプレゼント」として選ばれ、44％の子どもたちがほしいと言っています。2位にiPod touchで、3位にiPhone 4Sとなります。iPad 2、iPhone、iPod touchのいずれも、使い心地が評価されてこのような結果になったと考えています。

　使い心地の例で例えば、iOS5の新機能・Safariのリーダーというのがありますが、大変快適にブラウジングできると好評です。iPadの全機能の中で最も使われている機能がインターネットのブラウジングなのですが、これに大きく貢献しています。他社からもiPadに非常に似た製品がリリースされておりますが、インターネットのブラウジングのほとんどがiPadからによるもので、97％にも及びます。

　iOS5の新機能の中に「Newsstand」があります。雑誌を定期購読するのに大変優れた機能で「DIME」「料理通信」やマーサ・スチュワートさんの「Martha Stewart Living Magazine」などがあります。10月からの機能ですが、すでにたくさんの雑誌が出ています。

　マーサ・スチュワートさんの「Martha Stewart Living Magazine」などをご覧いただくと体感できますが、画面が大変美しく、従来の雑誌の概念を変える、インタラクションや演出があります。表紙も複数あります。広告も生きた広告、例えば広告がしゃべったりします。シンプルで大変美しく人気があります。

　お菓子のレシピなどは、それを包装するパッケージまでも印刷できる機能があります。レシピに基づいてチョコレートを作ったら、それを入れる箱をAirPrintによって、無線でプリントアウトできるのです。