残念ながら、一つ目のテストでは期待したような波形が得られなかった。無念。実際に、筆者のまわりでJINS PCを装着している人たちからは、「疲れ目が減ったような気がする」「モニターのまぶしさが軽減された」(実際の使用感には個人差があります)と聞いている。
ThinkPad X31でブルーライトがあまり出ていなかったのは、おそらく経年劣化によるものだろう(※前ページに追記したが、そもそもLED液晶ではなかった)。もっと新しいノートPCであれば、JINS PCの55%ブルーライトカットの効果はあるのではないか?
ということで、私物の2代目MacBook Airで、同じように誠 Styleの媒体ロゴを計測してみた。
何というか、見事にブルーライトが一番多く計測された。持ち運び状態ではバッテリーライフを考えて画面の明るさを最大にすることは少ないのだけれども、自宅でACケーブルを接続して使っているときはこんなにもブルーライトが目に飛び込んでいたとは……。
ThinkPadと同じように、画面の明るさを中ぐらいと最小(MacBook Airで最小にすると画面が消えてしまうので、最小+1目盛りで)の状態で計測した結果は以下のとおり。最小にすると暗すぎて使いにくいのだが、それは波形にも如実に現れていると思う。
冒頭にも書いたが、筆者はフィーチャーフォン(いわゆるガラケー)とスマートフォンの2台持ちをしている。だが、Android端末のDELL Streakを携帯電話だと思ったことは一度もない。電話番号も振られているし、発信もできるのだが、あくまでも情報端末的な位置付けだ。ということは、ちょっとした空き時間などで、こいつの液晶モニターを眺めている時間は長くなる。
やはりブルーライトが突出する波形になる。面白いのは、明るさを落としてもMacBook Airのように相対強度が大幅に小さくならないということ。屋外で使うことも多いスマートフォンなので液晶の明るさの設定が違うのだろう。
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