第54鉄 乗り物いっぱい富士山めぐり(前編) 富士登山電車とオープンバス杉山淳一の+R Style(1/4 ページ)

» 2011年10月08日 12時30分 公開
[杉山淳一,Business Media 誠]

 世界遺産登録を目指す富士山。その玄関口となる富士吉田駅が「富士山駅」にリニューアルされて話題になっている。富士山駅の周辺には楽しい乗り物がいっぱいある。

 今回は水戸岡鋭治氏デザインの富士登山電車でスタート。あいにくの天気で富士山は見えなかったが、トーマスランド号、オープンバス、水陸両用バスなど、楽しい乗り物が盛りだくさんだ。

map 今回のルート。ここをクリックすると筆者による各ポイントについての説明が読める

富士急ハイランドで、プラレールがギネス記録!

チビッコが大好きなプラレール。おじさんも大好きだヨ。これはパーシーだね!
……って、なんか線路がすごく多いような……?
うわっ、なんだここ。広い。広すぎるっ
トップハム・ハット卿もお祝いに駆けつけた!!(クリックすると全体を表示)

 ここは富士急ハイランド。園内にトーマスランドがあり、日本の『きかんしゃトーマス』のメッカと言っていいところ。今年の夏、ここでタカラトミーのプラレールによるギネスチャレンジが開催された(プレスリリース)。「世界一長いおもちゃのプラスチックレール(Longest plastic toy train track)」の記録を更新するイベントだ。敷き詰められたレールは1万575個。すべて1本の線路としてつながっており、総延長は約2221メートル。世界記録は去年、オーストラリアで達成された2014メートルとのことだ。プラレールのトーマスは、長〜い線路を2時間53分36秒で走破して、見事に世界記録を樹立した。アッパレアッパレ!


トーマスランドも面白いぞ

 プラレールの展示はもう終わってしまったが、富士急ハイランドといえば『きかんしゃトーマス』のテーマパーク『トーマスランド』がある。「トーマスとパーシーのわくわくライド」や、ミニコースター「ロックンロールダンカン」、「トーマスランド3Dシアター」など20種類以上の施設があって、園内の雰囲気もどことなく『きかんしゃトーマス』の舞台「ソドー島」っぽい。トーマスファンなら大人でもたっぷり楽しめる空間だ。鉄道ファンならぜひ「トーマスやパーシーのわくわくライド」に乗ってみよう。機関車は電動だが、ナローゲージの本格的な鉄道だ。機関車はトーマス、パーシー、ジェームスが交代で働いているそうだ。

ソドー島へようこそ!(左)この日の担当機関車はパーシーだった(右)
わくわくライドの沿線に、トーマスの仲間たちがたくさんいる(左)。レストランのカレーライスはトーマス型(右)
(C) 2011 Gullane (Thomas) Limited.
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