統合型リゾート(IR)でWin-Winの関係が生まれる?投資4コマ漫画『カブ・ジェネレーション』

» 2014年10月25日 00時00分 公開
[雄山スズコ,Business Media 誠]
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 日本にカジノのあるリゾートを作ろうというIR(Integrated Resort=統合型リゾート)法案が国会で審議されているのはご存じでしょうか。外国人観光客を呼び、大いに消費してもらう狙いで政府が推し進めています。治安やギャンブル依存症といった問題が懸念される一方で、カジノが生む経済効果や新たな雇用は、今の日本にとって確かに重要なものではあります。

 戦後の経済成長期を経て豊かになった日本人は、世界中に旅行し、さまざまな物品やサービスを消費してその地にお金を落としてきました。「外国人に来てもらってお金を落としてもらう」、これは今後の日本にとっても課題になっていくでしょう。

 はるかのように、本当にお金を落とすと旅の悲しい思い出になってしまいますね。「日本人は親切だから、もし日本でお金を落としてもきちんと返ってくる」と外国人から言われていると聞いたことがあります。

 外国人にとって日本の神社仏閣は日本旅行の大きな魅力だそうですが、日本人の誠実さ、親切さもまた大きな魅力であるはずです。“お金を落としたけど戻ってきて嬉しい”、“お金を拾ってお礼をもらって嬉しい”、こんなWin-Winの関係もこれからの日本でたくさん生まれていくのでしょうか(笑)。いやまあ、財布を紛失するなんて事故が起きないことが一番ではありますが。

編集Iのつぶやき

IR(Integrated Resort)法案ですが、どうやら今国会で成立の見込みは低いのではないか、という報道がちらほら見受けられます。IR法案について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ→「どうなる? 日本のカジノ――“役者”はそろった


カブジェネが単行本になりました!

本連載『カブ・ジェネレーション』が単行本『新感覚投資コメディ 株に恋して』(中経出版)となって、2013年11月26日に発売しました。ハゲタカくんのスピンオフや作者自身のしょっぱい過去、オススメ(?)優待情報などなど、本でしか読めない描き下ろしも盛りだくさん。あずさとはるかの投資を巡るドタバタコメディ、どうぞお楽しみください!


 →『新感覚投資コメディ 株に恋して』(中経出版)


著者プロフィール:雄山スズコ

漫画家兼投資家。政治経済ジャンルに主に生息。2004年から投資を始める。中国株、日本株、各種外貨資産などさまざまな金融商品で痛手を負うが、こりずに挑戦中。著書に『政治萌え!〜国会ゆるゆる観察日記』(司書房)、『国会萌えコメディ 政界のまんががこんなにユルいわけがない』(集英社)。ぷら@ほ〜むで『国会萌えコメディ政界のまんががこんなにユルいわけがない』を連載中。公式サイト「桃熊薬局」。著作一覧はこちら。カブ・ジェネレーション単行本『新感覚投資コメディ株に恋して』(中経出版)が2013年11月26日に発売。「ハゲタカくんの華麗な日常」ほか描き下ろし漫画もたくさん。


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