「Business Media 誠」の記事アクセスランキング「誠 Weekly Access Top10」。今回は2014年3月31日から4月6日までの集計です。
先週は1位が「世界を脅かしているウクライナ危機――最悪のシナリオとは」、2位は「中国が抱える最大の国内問題とは?」となるなど、国際情勢を解説する連載「藤田正美の時事日想」の記事がトップになりました。
3位にはメジャー14年目を迎えたイチローの価値に触れた「年俸6億5000万円は、本当に『高い』のか? ベテラン『イチロー』の価値」が入りました。レギュラーメンバーではないが、故障を起こしにくいユーティリティプレーヤーとして、6億5000万という年俸は価格に見合っている、と臼北氏は述べています。
今週は「Windows XPサポート終了」というニュースに世間が沸きました。MicrosoftによるWindows XP(およびOffice 2003、Internet Explorer 6)向けのセキュリティ更新プログラムは4月9日に配布したものを最後に、今後提供されなくなります。
ここ1年、日本マイクロソフトはさまざまなOS移行施策を展開してきており、2013年12月には約1227万台あったWindows XPマシンが、2014年6月末には約598万台に半減すると予測されています。最近、会社や家庭のPCを、Windows XPマシンからWindows 7や8のマシンに換えた人もいるのではないでしょうか。
実は誠編集部にも、サポート終了ギリギリまでWindows XPマシンを使い続けた人がいました。僕の隣に座っている土肥記者です。情報システム担当に「早くリプレースしてください!」と何度も叱られているのに、Windows XPがインストールされた「Let'snote」(CF-W8F/2009年発売モデル)を使い続けていました。元来のOSはWindows Vistaですが、Windows XPにダウングレードして約5年使い続けてきたとのこと。
そんな土肥記者にも、いよいよLet'snoteとのお別れの日がやって来ました。早めに移行した方がいいですよ、という声に「まだまだ余裕。ここらでマイクロソフトがやっぱりサポート延長、とか言い出すんとちゃう?」と言っていた彼も、ついに社内で最後の“XPユーザー”となり、Windows 7がインストールされたレノボの「ThinkPad」へと変えることに。
サポートが終了する2日前から、PCの移行を始めたのですが、これがまた大変。業務を行いながらの移行作業なので、「アカン、こんなんやったらもっと早くから準備しておくべきやったわ……」と後悔しまくり(あ、土肥記者は関西弁です)。もともとPCにあまり詳しくないことも相まって、隣に座っているボクに質問が毎日のように飛んできました。
「池田くん、マイコンピューターってどうやって見ればええのん?」
「池田くん、テキストエディタの文字を大きくしたいんだけど」
「池田くん、ポインタの移動速度って遅くできるんだっけ?」
正直「自分で調べたり、テキトーに触ってれば、そのうち分かるんじゃ」とも思いましたが、やはり、自分が慣れていた作業環境を再現するのは手がかかるもの。そんなこんなで4日が経過。ようやくデータと作業環境を移行した土肥記者は「ありがとう、これでまともに仕事できるわ」と一言。ボクがホッとしたのもつかの間、今日もやっぱり「解像度が上がったせいか、画面が小さくて慣れないわー」という独り言が……。まだまだ土肥記者の戦いは続きそうです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PRアクセスランキング