確実に上昇を続けているアレ、投資するには?投資4コマ漫画『カブ・ジェネレーション』

» 2013年11月30日 00時00分 公開
[雄山スズコ,Business Media 誠]

 さて、昨年来の株価の上昇で出た利益、どうしていますか?

 昔から「すべての卵を同じカゴに入れてはいけない」という例えで、資産を分散させることが大切だと言われています。すべての資産を1社の株に投資していたとして、もしその会社が倒産してしまったら……すべてを株式市場に投資していて、リーマン・ショックのように世界中の株が急落してしまったときにどうなるか……さまざまな可能性を考えて資産を分散させるようにという教えです。株だけに投資する場合でも、企業や業界を分けたり、もっと広く考えるなら株・債券・不動産など分野を分けたりします。

 コモディティは、“商品”“現物”などとも呼ばれます。原油や金、プラチナ、小麦、大豆、小豆などへの投資で、株とは違う値動きをするので、これも分散投資にはいいのかもしれません。さまざまなファンドが設定されているので、気になる方は探してみてください。それぞれ、石油の割合が高かったり、食糧だけを扱っていたりと内容が違うので注意が必要です。

 ところで、よくスーパーに通っていると生鮮食品の価格に詳しくなりますね。「この八百屋で買った梨をあっちのスーパーで転売できれば大もうけできるな」とか「大根の価格差でもうけたい!」とか考えたことのある人もいるのではないでしょうか。

 筆者の周りではここしばらくのタマゴの値上がりが話題になっています。じりじりと、でも確実に上がってきています。毎日の食生活に欠かせないものなのでツライです。これが安いときに買って高いときに売れたなら……! 砂糖と違って腐るので、貯蔵できないのが悲しいですね。もし鶏卵価格に連動する商品ファンドなんかがあったりしたら、それに投資してその利益で卵を買えば解決……なのでしょうか。

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編集Hのつぶやき

JAのデータを見ると、タマゴの価格はこの数カ月は右肩上がりですね。


カブジェネが単行本になりました!

本連載『カブ・ジェネレーション』が単行本『新感覚投資コメディ 株に恋して』(中経出版)となって、2013年11月26日に発売されました。ハゲタカくんのスピンオフや作者自身のしょっぱい過去、オススメ(?)優待情報などなど、本でしか読めない描き下ろしも盛りだくさん。あずさとはるかの投資を巡るドタバタコメディ、どうぞお楽しみください!


 →『新感覚投資コメディ 株に恋して』(中経出版)


著者プロフィール:雄山スズコ

漫画家兼投資家。政治経済ジャンルに主に生息。2004年から投資を始める。中国株、日本株、各種外貨資産などさまざまな金融商品で痛手を負うが、こりずに挑戦中。著書に『政治萌え!〜国会ゆるゆる観察日記』(司書房)、『国会萌えコメディ 政界のまんががこんなにユルいわけがない』(集英社)。ぷら@ほ〜むで『国会萌えコメディ政界のまんががこんなにユルいわけがない』を連載中。公式サイト「桃熊薬局」。著作一覧はこちら。カブ・ジェネレーション単行本『新感覚投資コメディ株に恋して』(中経出版)が2013年11月26日に発売。「ハゲタカくんの華麗な日常」ほか描き下ろし漫画もたくさん。イベント参加情報:12月30日 東4ホール モ-17b。


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