買い時か売り時か……3Dプリンタブームはどうなる?投資4コマ漫画『カブ・ジェネレーション』

» 2013年08月10日 00時00分 公開
[雄山スズコ,Business Media 誠]

 3Dプリンタの関連銘柄はいくつかありますが、だいたいが2012年からすでに上がっているようです。これは買い時を逃してしまったということなのでしょうか。

 カブジェネの初期に、あずさがインフルエンザの特効薬であるタミフルを販売している中外製薬の株を持っていて、ニュースなどで取り上げられて株価が上がったのにその前に売ってしまっていたというネタがありました(「新型インフルエンザと株価の関係」)。筆者の実体験です。

 また、漫画では描いていませんが、ジェネリック医薬品の普及を見込んで沢井製薬の株を買ったこともありました。確か40万円近辺で買って、それほど上がらないうちに売ってしまいました。今は100万円以上になっています……。どうしてもっと忍耐強く保有していられなかったのか、深く深く深く悔やまれます……。

 何かが話題になった銘柄は、一時的に過熱してその後下がっていく場合と、世の中に広く普及して上がっていき、やがて落ち着く場合があります。その他に、話題になった割にはまったく上がらずに狭い幅で上げ下げを繰り返し、そういう長い“潜伏期間”の後にふとしたきっかけで急騰する場合もあります。株価がどこで上がるのか、どの時期に買うのが一番得になるのか。これを予測するのは本当に難しいと実感しています。

 3Dプリンタは世の中にどう浸透していくのでしょうか。自分で何を作るかを考えてみたら、開かないノートとかレンズが透明でないために見えないメガネとかしか思いつきませんでした……。

 3Dプリンタの今後が気になる方は思い切って関連銘柄を買ってみることをオススメします。自分の資産となれば真剣さが違ってきます。自然と業界ニュースをチェックして詳しくなれるはずです!

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編集Hのつぶやき

今のPCみたいに、個人が普通に買える価格になる日は来るのでしょうか。


著者プロフィール:雄山スズコ

漫画家兼投資家。政治経済ジャンルに主に生息。2004年から投資を始める。中国株、日本株、各種外貨資産などさまざまな金融商品で痛手を負うが、こりずに挑戦中。著書に『政治萌え!〜国会ゆるゆる観察日記』(司書房)、『国会萌えコメディ 政界のまんががこんなにユルいわけがない』(集英社)。ぷら@ほ〜むで『国会萌えコメディ政界のまんががこんなにユルいわけがない』を連載中。公式サイト「桃熊薬局」。著作一覧はこちら。夏コミ参加情報:8月11日(日)西2ホール さ01b。


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