売り時を見極めろ! 塩漬け株を持たないための投資法投資4コマ漫画『カブ・ジェネレーション』

» 2012年10月27日 00時00分 公開
[雄山スズコ,Business Media 誠]

 株は買いより売りが難しいと言われますが、それは本当だと常々実感しています。前回の塩漬けリンゴネタでも描きましたが、「こんなに上がっているのだから、まだまだこの先も上がるはず。だから今買おう」という見込み違い、そして株価が思ったように上がらないときにどう撤退するか。現実に下がっている株価を目の前にしながらも「ここから折り返して上がるかもしれないし」という期待を抱いてしまって売れないまま、やっぱり塩漬けに……。

 私ももう何年も株をやっているので、少し勘が身についてきたのか、自分の最近買った株について「このあたりで売った方がいいような気がする」と感じられるようになりました。しかし、「でも! でもこれからもっと上がるかも」と欲をかいて、そこから下がって含み損に転じてしまった銘柄も結構あります。株を売れる人は、己をコントロールできる人なんじゃないですかね。

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編集Hのつぶやき

保有株はどうしても“売らない理由”を探してしまいがちですね。


著者プロフィール:雄山スズコ

漫画家兼投資家。政治経済ジャンルに主に生息。2004年から投資を始める。中国株、日本株、各種外貨資産などさまざまな金融商品で痛手を負うが、こりずに挑戦中。著書に『政治萌え!〜国会ゆるゆる観察日記』(司書房)。2008年3月〜2011年12月に日本経済新聞紹介サイト「nikkei4946.com」で4コマ&コラム「まんがで見るキーワード」を連載。公式サイト「桃熊薬局」。著作一覧はこちら


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