すでに身近にも？　彼のメガネは未来のデバイス：投資4コマ漫画『カブ・ジェネレーション』

[雄山スズコ，Business Media 誠]

　身体に装着できるコンピュータのことを「ウェアラブルコンピュータ」と言います。4月初めに流れたGoogle グラスのニュースは衝撃的でした（「Google、電脳メガネプロジェクト『Project Glass』を発表（動画あり）」）。Google グラスはかけて歩くだけで、気温、天気、鉄道運行情報、道案内、メッセージの送受信、チャット、画像交換など、欲しい情報、したいことが何でも手に入ってしまうという、未来のメガネです。

　視界全域に情報は出るのか、歩いたりクルマを運転したりする時に危険はないのか、実現可能性はどの程度なのか、入力が音声認識だと独り言の多いアブナイ人にならないか……などいろいろと気になることもありますが、何はともあれ未来を感じさせる興味深い話でした。

　しかし、もし実際に使ってみたら今回の漫画みたいになるんじゃ……とも考えてしまいますね。自分についての情報が変な風に表示されたら嫌だなあ。前に「格付会社はすべての物を格付けすべき！」とあずさが息巻いて、自分にいろんなタグが貼られてしまうネタを描きましたが（「格付会社が世界から必要とされるためには？」）、あの時の絵と似ているような（笑）。

　ちなみに、用途は限られていますが、メガネやヘッドギアタイプのデバイスはすでにブラザー工業やエプソンから発売されています。なのでGoogle グラスの発売も、そう遠い日ではないのかもしれませんね。

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