現代の花見スタイルは「団子より花、花よりコミュニケーション」

» 2012年03月21日 14時29分 公開
[Business Media 誠]

 東京では3月29日の開花が予想されている桜。どのくらいの人が花見を計画しているのだろうか。

 楽天リサーチの調査によると、今年の花見について尋ねたところ、「宴会をして楽しむ」が13.4%、「宴会をともなわないが桜を眺める程度に楽しむ」が46.5%と、半数以上が何らかの形で花見を予定していることが分かった。

 「宴会をして楽しむ」とした人の一緒に宴会する相手では、「家族」(59.0%)や「友達」(50.0%)が上位で、「勤め先の会社の同僚・先輩・上司」(35.1%)、「恋人」(15.7%)、「親戚」(13.4%)が続いた。楽天リサーチでは「会社の行事として花見を行うという慣習は、かなり下火になっているようだ」と分析している。

一緒に宴会する相手(出典:楽天リサーチ)

“団子より花、花よりコミュニケーション”

 花見宴会をする理由を聞くと、トップは「家族や友人と楽しい時間を過ごすため」で79.1%。以下、「春を感じるから」が61.9%、「桜が好きだから」が52.2%、「季節の恒例行事だから」が40.3%、「気分転換のため」が39.6%で続いた。「“団子より花、花よりコミュニケーション”というのが、現代の花見の主流のスタイルのようだ」(楽天リサーチ)

 ちなみに、花見宴会の飲食物で人気なのは、食べ物では「おつまみ(乾物)」「フライドチキン・から揚げ」「お弁当」、飲み物では「ビール」「缶チューハイ」「ソフトドリンク」だった。

 インターネットによる調査で、対象は20〜69歳の男女1000人(男性500人、女性500人)。調査期間は3月7日と8日。

花見宴会をする理由(出典:楽天リサーチ)

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