MINI COUPEハンティング大作戦に参加してみた誠 Weekly Access Top10(2011年11月26日〜12月2日)(1/2 ページ)

» 2011年12月08日 12時00分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 先週最も読まれた記事は「上場企業のうち、“危ない企業”は42社」。2位は「まさかの“お色気作戦”? ぷるる〜んのNHK」、3位は「大企業の正社員、3割は会社を辞める」だった。

 今年は東京ビッグサイトで行われている東京モーターショー。今までの幕張メッセより都心に近く、開場時間も長くなっているため、来場者数が増加しているようだ。Business Media 誠でも「近未来に登場? トヨタが『Fun-Vii(ファンヴィー)』などを出展」「ホンダ『N BOX』は何がスゴイのか」「ジュークに日産リーフ、2台のニスモコンセプト」「ボディ換装で別のクルマになる? ダイハツの軽スポーツコンセプト『D-X』」などの記事を書いているので、ぜひご覧いただきたい。

 そんな中、イベントが行われている東京ビッグサイトの外にも舞台を広げて話題となっているのが、「東京23区でスマホ+GPSを使った『MINI COUPEハンティング大作戦』――賞品はホンモノのMINIクーペ」で紹介しているBMWのキャンペーン。

 スマートフォンのGPS機能を使って、仮想のMINIクーペを奪い合うという内容で、12月11日13時のゲーム終了時に仮想MINIクーペを所持していた人には本物のMINIクーペがプレゼントされる。また、終了までの毎日20時に仮想MINIクーペを所持していた人にも、賞品が贈られる。

MINI COUPEハンティング大作戦

 仮想MINIクーペ所持者の位置は専用アプリやWebサイトから確認できるのだが、12月7日の昼ごろに調べると、東京都世田谷区の砧公園付近にとどまっていた。筆者は世田谷区のすぐ北の中野区でちょうど取材が入っていたので、うまくいけば仮想MINIクーペを奪えそうな予感。

 ただ、仮想MINIクーペを奪うためには所持者の50メートル以内に近づいて、専用アプリからクリックする必要がある。専用アプリを立ち上げてしまうと自分の位置も表示されるので、相手に警戒されてしまう。そこで、専用アプリを立ち上げずにこっそり近付いて、20時直前に立ち上げて仮想MINIクーペを奪い、賞品をいただこうと考えた。普通の人は専用アプリを立ち上げないと所持者の位置を確認できないのだが、筆者はPCからWebサイトを確認できるという強みがあったのである。

 18時ごろに取材を終えて、もう一度、仮想MINIクーペの位置を確認すると、何とわずか1キロほど北西の中野坂上駅付近にあった。しかし、昼とは状況が違い、10人ほどの“ハンター”が所持者を追いかけている。この追いかけっこは20時まで続くと予想されたので、こっそり近付くのは不可能。そこで、中野新橋駅前の松屋で晩飯を食べながら様子を見ることにした。

18時35分ごろの状況。たくさんのハンター(黒点)が仮想MINIクーペ所持者(赤点)を追いかける

 仮想MINIクーペは恐らく所持者を次々と変えながら、中野新橋(18:40)→中野富士見町(18:45)→方南町(18:50)→幡ヶ谷(19:00)→初台(19:05)→都庁前(19:10)→西新宿五丁目(19:15)→中野坂上(19:20)→中野新橋(19:25)→中野坂上(19:30)と動いていく。駅から離れた道路を移動していたので、所持者はバイクかクルマで移動していると予想された。

 20時まであと30分と迫った19時30分に松屋を出て、通りのタクシーをつかまえる。「この赤い点の人を追いかけるイベントなんですよ」と運転手に伝えると、「この辺の地理には詳しいよ」と心強い返事。しかし、普通にやるとバイクの機動性には勝てないので、「安全第一でお願いします!」と言って、とりあえず近くまでいき、20時ちょうどに所持者が通りそうな場所で待ち伏せすることにした。

19時30分ごろの状況
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