GALAXY S/Tabを買ったらこれを入れよう!おすすめ定番アプリ10選Androidで仕事力200%アップ!

カスタマイズすればするほど便利になるのがAndroidのいいところ。GALAXY S、Tabをもっと便利に使うため、普段どんなアプリを入れているのか? 誠編集長ヨシオカの例をお見せします。

» 2011年05月31日 10時00分 公開
[吉岡綾乃PR/Business Media 誠]
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 前回はAndroidスマートフォンやタブレットを導入すると、日常生活がどんな風に変わるか、というお話をしました。Android端末は、自分でカスタマイズすることによって格段に使いやすくなります。まず、GALAXY Tabのホーム画面の例を見てください。一番左が買った状態のホーム画面。真ん中と右側が、私が普段使っている状態です。

一番左が、初期状態でのGALAXY Tabホーム画面。私はカスタマイズして、真ん中や右側の画面で使っています。アイコンは少なめ、ウィジェットを大きく表示するのが好み

 Androidの大きな特徴と言える機能が、「ウィジェット」。ウィジェットとは、アプリの機能の一部を小窓で出しておけるもの。Androidアプリはウィジェットを備えているものが多く、ウィジェットを使うと常に更新された情報を表示できるのがポイントです。初期状態だとニュースと天気のウィジェットだけが表示されていますが、私はいつも、天気や時計、ニュース、facebookアプリなどの情報を、ウィジェットでホーム画面に表示しています。

 それではここから、私が実際に「GALAXY S SC-02B」(以下、GALAXY S)と「GALAXY Tab SC-01C」(以下、GALAXY Tab)にインストールして普段使っている、オススメ定番アプリ10本を紹介しようと思います。

機能アップ、使いやすさアップのためのオススメアプリ

Automatic Task Killer

起動したままになっているアプリを強制的に終了する「Automatic Task Killer」。終了するしないはアプリごとに設定可能。GALAXY Sユーザーは入れておこう

 Androidでは複数のアプリを同時に動かすことができます。そして、ユーザーが明示的にアプリを終了しない限り、アプリは起動したまま、動き続けます。

 例えば、ブラウザでWebサイトを見ていたら、メールが届いた。そこに面白いものを見つけたので、カメラを起動して写真を撮った……という場合。カメラを使っている裏で、実はWebブラウザやメールアプリが動いたままなのです。各アプリはそれぞれ通信したり、動いたりしています。起動したままなのを忘れて放っておくとどうなるかというと、「そんなに使っていないはずなのに、もうバッテリーが残り少ない!」ということになるのです。

 そこで入れておくと便利なのが、アプリを自動的に終了してくれるツール。「タスクキラー」と呼ばれるもので、たくさんの種類があります。私が使っているのは「Automatic Task Killer」というアプリです。これを入れておくとバッテリーのもちが格段に伸びるので、タスクキラーアプリは忘れずにインストールしておきましょう。


ATOK Trial

文字入力アプリを変えると、使い勝手が大きく変わるのがAndroidの面白さ。左は「ATOK Trial」のフラワータッチ、右はGALAXY S/Tabに最初から入っている「Samsung日本語キーボード」

 iPhoneにはないAndroidの大きな特徴の一つが「キーボード(文字入力)を自分で選べる」こと。

 Androidの場合、「OpenWnn」「Simeji」「ATOK」あたりが定番でしょうか。私はPCと同じくATOKを愛用しています。現在Android用ATOKは試用版「ATOK Trial」のみですが6月22日に正式版が発売される予定です(参照記事)

 キーボードについては「どれがいい」ということはなく、完全に好みの世界。文字入力は、スマートフォン操作の基本の中の基本。最初から使えるSamusungの入力ツールも必要十分ですが、ぜひほかのキーボードも試してみてください。文字入力方法を変えると、使い勝手がかなり変わりますのでお試しあれ。


履歴消しゴム

Androidはあらゆる検索履歴をずらりと表示するので、ときどき自分でも気恥ずかしくなる(左)。さまざまな検索履歴や発着信履歴など、いろいろな履歴を消してくれる「履歴消しゴム」(右)

 Googleが作ったOSだけあって、Androidではしょっちゅう検索機能を使います。気になる言葉を検索したり、地図で地名を検索したり、Androidマーケットでアプリを検索したり……。

 使っているうちにだんだん気になってくるのが「入力履歴」。検索窓に文字を入れようとすると、過去に入力した履歴がずらっと表示されるのです。ある意味「さすがGoogle」ですし、おかげで同じ言葉を検索するときなどは非常に便利なのですが、人に見せるときなど、ちょっと気恥ずかしいのも事実。誤入力も残っていますし。

 「履歴消しゴム」は、Google検索やAndroidマーケット、YouTubeなどに入力した検索履歴を見えないように消してくれるアプリです。このほか、発着信履歴やよく使う連絡先、送受信したSMS/MMSなども消去できます。入れておくと地味に役立つアプリです。


仕事力向上ツール

Dropbox

PCにDropboxのフォルダを作っておくと(左)、Android端末からフォルダにそのままアクセスできる(右)。GALAXY S/Tabの場合、WordやExcel、PowerPointなどのファイルを閲覧・編集できるアプリが最初からインストールされているのでさらに便利

 スマートフォンを仕事にも使いたいなら、絶対にインストールしたいのが「Dropbox」。前回の記事でも紹介しましたが、PCの中にあるファイルに、GALAXY S/Tabからシームレスにアクセスできます。

 AndroidでもiPhoneでもiPadでも、Windows PCもMacでも、どこからでもファイルにアクセスでき、自動的に同期をとって最後に編集した最新状態を保持してくれるのがDropboxの便利なところ。更新履歴が保存されているので、「うっかり消しちゃった」といった場合でも、さかのぼって以前の状態にフォルダやファイルを戻せるのがありがたい。

 GALAXY S/Tabにプリインストールされている「Evernote」と合わせて、PCを複数台使っていたり、スマートフォンを使っている人には間違いなく便利なサービスです。

KUNAI Lite(サイボウズ)

サイボウズ Officeのクライアントアプリ「KUNAI Lite」。予定の確認、書き込みがすばやくできる

 「サイボウズ Office」などのグループウェアをオンラインスケジューラを使っている人なら、スマートフォンで予定を見られるようにしておくとすごく便利です。

 Webブラウザから確認してもいいのですが、専用アプリがあればインストールしておくとさらに便利に。いつでもどこでもスケジュールを確認、変更できます。私の場合、会社がスケジューラとしてサイボウズ Office8を導入しているので、クライアントアプリ「KUNAI Lite」は最初に必ずインストールするアプリの1つ。自分が使っているオンラインカレンダーやスケジューラがAndroidアプリを出していないか、確認してみるといいと思います。


やっぱり地震が心配、という人に

なまず速報

「なまず速報」をインストールすると、緊急地震速報のプッシュ通知を受けられる(左)ほか、最近の地震速報を閲覧できる。赤いポイントは直近30回の地震の震源地を地図で表示したもの(右)

 3月11日の東日本大震災以来、日本の各地で余震が続いています。最近の携帯電話は「緊急地震速報」が受信できるものが多いですが、Androidスマートフォンでこれに相当する機能を実現するアプリが「なまず速報β」。

 メインの機能は、最近の地震情報を一覧表示で確認できるというもの。震源地や震源の深さ、マグニチュードなどを確認できます。これに加えて、気象庁が発している緊急地震速報をプッシュ通知できるのがこのアプリのポイント。まだまだ余震が続く東日本。GALAXY S/Tabは緊急地震速報には対応していないので、このアプリを入れておくと安心です。


写真系アプリ

JustPictures!

GALAXY S/Tabで撮った写真も、PicasaやFlickr、Facebook、Tumblrなどにアップした写真も同じように見られる「JustPictures!」。動きも軽快

 デジカメで撮った写真、どうやって管理していますか? 複数のPCやスマートフォン、タブレットなどからアクセスしたい、という場合は、オンライン画像共有サービスにアップロードしておくのが便利です。Googleの提供する「Picasa」や米Yahoo!の「Flickr」には大量の写真を置いておくことができます。

 GALAXY S/Tabの端末内に入っている写真も、オンラインのサーバ上に置いてある写真も、同じように扱えるアプリが「JustPictures!」。上述のPicasaやFlickrのほか、FacebookやTumblrにアップしてある写真も、端末内にある写真と同じように扱えます。あちこちに写真をアップロードしている人にはとても便利なアプリです。


BeFunky

トイカメラ風のエフェクトが20種類以上用意されている。エフェクトをかけるとどうなるか、画面下のサムネイルでプレビューしてくれるのも便利(左)。写真をトリミングしてフレームを付ける機能も楽しくてお気に入り。フィルム風、ポラロイド風の写真が簡単に作れる(右上、右下)

 以前iPhoneを使っていたとき、一番楽しかったのが写真系のアプリがたくさんあったことでした。特に、撮った写真をトイカメラ風に加工してアップロードできるのは、普通のケータイカメラにはできないこと。ポラロイド風やトイカメラ風の写真を作ってはあちこちにアップロードしていました。

 Android端末を使い始めてからもカメラアプリは好きでいろいろ試したのですが、iPhoneアプリに比べるとバリエーションが乏しかったり、いまいち機能が充実していなかったり……と残念に思っていました。これまで使っていた「FX Camera」「Retro Camera」なども気に入っているのですが、最近見つけた「BeFunky」は機能充実、やりたいことが一通りできる多機能アプリです。

 トイカメラ風に写真を加工することもできますし、正方形に写真をトリミングしてフレームをつけ、ポラロイド風に仕上げることも。簡単な補正機能もついているので、このアプリを1つ入れておけば、やりたいことは大体できるはず。携帯でよく写真を撮るという方にオススメです。


アプリを探すためのアプリ

FriendApp

ほかの人がおすすめしているアプリや、友達がインストールしたアプリを知ることができる(左)。自分がインストールしたアプリには、星を付けたりひとことレビューを書いたりして、周りに伝えよう(右)

 Androidには数え切れないほどのアプリがありますが、それだけに自分の目的に合ったアプリにめぐりあうのは大変。アプリを探そうとAndroid Marketにアクセスして、たくさんのアプリを見るうちに目移りしてしまい、結局最初の目的を達せられなかった……という経験があるのはきっと私だけではないと思います。

 「友達はどんなアプリを使ってるんだろう」「ほかの人はどんなアプリをオススメしてるの?」――そんな疑問に答えてくれるアプリが「FriendApp」です。

 FriendAppを使うと、ほかのAndroidユーザーがおすすめしているアプリや最近使い始めたアプリ、レビューを書いたアプリなどをチェックできます。教わるだけでなく、人に伝えることも。もしお気に入りのアプリにめぐり会えたら、「シェア」したり、星を付けたりして、ほかのFriendAppユーザーに教えてあげましょう。


Twitterクライアント

Twicca

Twitterクライアントは機能もデザインもいろいろ。私は「Twicca」をメインで使っています

 スマートフォンで何をしているかは人それぞれですが、「スマートフォンで何してる時間が長い?」と聞くと「結局、Twitterを見てる」と答える人は多いです。私の場合もほとんどゲームをしないので、スキマ時間に一番眺めている時間が長いのは、やっぱりTwitterです。ケータイでもTwitterを楽しめるサービスは増えているのですが、指先でタイムラインをサクサクとスクロールして、大量のツイートを流すように読むのは、やはりスマートフォンが得意とする使い方。ツイート内にURLが書かれている場合も、スマートフォンならすぐに見ることができます。

 PCやiPhoneと同じく、Android用にもさまざまなTwitterクライアントがあります。Twitter公式のAndroidアプリや「TweetDeck」「Seesmic」「HootSuite」など人気クライアントはたくさんありますが、私がメインで使っているのは「twicca」。シンプルな画面デザイン、片手での操作のしやすさ、動作がキビキビしている点などが特徴。Android用Twitterクライアントとしては老舗なので、twiccaと一緒に使うアプリがいろいろあるのも魅力です。

 なお、Twitterのほかにも、Android端末から利用できるコミュニケーションサービスはいろいろあります。スマートフォンの定番ともいうべき「Facebook」「Foursquare」はいずれもAndroid用アプリがあります。「mixi」「ロケタッチ」といった国産サービスもAndroid用アプリを提供しているので、探してみてください。


おまけ

Biz誠

Business Media 誠、誠 Biz.ID、誠 Style、誠ブログをまとめて読める「Biz誠」(左)。面白い記事があったら、URLと記事タイトルをTwitterなど他アプリに送れる機能も(右)

 最後にもう1本、おまけで紹介させてください。「Biz誠 for Android」は、Business Media 誠、誠 Biz.ID、誠 Styleのほとんどすべての記事と、誠ブログのブログエントリをAndroid端末で読めるアプリ。アプリを起動する時に最新25本×4ジャンルの記事を取得し、一度読み込んでしまえば、地下鉄など電波が届かないところでもサクサク記事が読めるのがメリットです。

 面白い記事があったら、そのタイトルやURLにコメントを付けてTwitterに投稿できる機能も。いささか手前味噌ですが、電車の中などで本を読むように、たっぷりとテキストが読める「Biz誠」。移動時間が長い人には特にオススメです。



 何かと比べられることが多いiPhoneとAndroidですが、両者のUIには大きな違いがあります。両方を使ってみて私が思うのは「iPhoneは初心者にも最初からかなり使いやすいが、ユーザーは基本的に決められた使い方以外をすることができない。Androidは一見取っつきにくい半面、カスタマイズすればするほど快適になる。ウィジェットを入れたり、アプリ同士を連携することでいろいろな部分をカスタマイズし、自分の使いやすいように仕立てていける」という違い。

 GALAXY S/Tabには最初から、便利なアプリがプリイインストールされていますが、自分でアプリを追加してさらにカスタマイズすることで、もっと使いやすくなっていくのです。本記事では、Androidスマートフォンを買ったら最初に入れたい、定番(と私が思っている)アプリを中心に紹介しました。

 開発者が自由にアプリを配布できるAndroidの世界では、日々ものすごい数のアプリが公開されています。便利なアプリ、面白いアプリは紹介しきれないくらいたくさんあります。あくまでこれは私の例。いろいろなアプリを試して、GALAXY S/Tabをもっと使いやすくあなた好みに育ててあげてください!

GALAXY S/Tabの隠れた便利機能

 この記事で紹介している画像のようにAndroidスマートフォンで画面写真を撮るには、通常、PCにAndroid SDKという開発者用のツールをインストールし、Android端末をPCにUSBで接続してPCから画面をキャプチャすることになります。これはとても面倒。

 しかしGALAXY S/Tabは、PCがなくても、本体だけで画面をキャプチャすることができます。やり方は簡単で「[戻る]ボタンを押しながら[ホーム]ボタンを押す」だけ。

 さらに簡単・確実にするには「スクリーンキャプチャーショートカット」というアプリを使います(100円)。これをインストールすれば、端末を左右に振るだけで画面キャプチャが可能になります。よく画面キャプチャをとる人は、ぜひ試してみてください。


製品紹介

GALAXY S(左)とGALAXY Tab(右)

GALAXY S(SC-02B)

 Android 2.2搭載のスマートフォン。手軽に持ち出せる約118gの軽量ボディ、薄さわずか9.9mmのスリムデザインで手になじむ。

 4.0インチ、ワイドVGA表示(480×800ピクセル)対応のスーパー有機EL(SUPER AMOLED)ディスプレイを搭載。1万:1の高コントラストと優れた色再現性を実現し、写真や映像などのコンテンツを鮮やかに表示する。

 カメラはオートフォーカス対応の500万画素CMOSを搭載し、HD動画(1280×720ピクセル)の撮影と再生も可能。通信機能は下り最大7.2Mbps/上り最大5.7MbpsのFOMAハイスピードに加え、無線LANも利用できる。

GALAXY Tab(SC-01C)

 GALAXY Tabは、Android 2.2搭載のタブレット端末。ワイドSVGA表示(600×1024ピクセル)対応の7インチTFT液晶を搭載しており、WebサイトをPC画面並みに表示できる。厚さ約12ミリ、重さ約382グラムとスリム&軽量で、片手でも持ちやすい。4000mAhの大容量バッテリーも備えているので、長時間利用も安心だ。

 広い画面を生かして、両手でソフトウェアキーボードをタイピングして文字入力したり、Google Mapsを表示したりするのも便利。プリインストールされているアプリ「マガストア」を使えば、電子書籍も楽しめる。


GALAXY S II(SC-02C、6月10日先行予約開始、6月下旬発売予定)

 Android OS 2.3搭載のスマートフォン。約120g、薄さは8.9mmという軽量&スリムボディ。4.3インチ、ワイドVGA表示(480×800ピクセル)対応のスーパー有機EL(SUPER AMOLED Plus)ディスプレイを搭載。耐久性の高い「ゴリラガラス」の採用で、傷が付きにくくなっている。

 カメラはオートフォーカス対応の800万画素CMOSを搭載。CPUはSamsung電子が自社開発した、1.2GHzのデュアルコアプロセッサ。アプリの起動や実行、動画の再生がGALAXY Sよりもさらにスムーズになっている。

 Wi-Fi対応機のインターネット接続を可能にするテザリング機能をサポートするほか、ワンセグを搭載。外出先でもテレビを楽しめる。


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提供:Samsung Electronics Co.,Ltd
アイティメディア営業企画/制作:Business Media 誠 編集部/掲載内容有効期限:2011年6月26日