鼻水が出ている、豪快なくしゃみをした……花粉症時に見られたくないシーンは

» 2011年02月17日 13時35分 公開
[Business Media 誠]

 スギ花粉が飛散する季節となり、街ではマスクをつけている人も見かけるようになった。花粉症の人たちは見た目についてどのように考えているのだろうか。

 グラクソ・スミスクラインの調査によると、花粉症の期間、異性に対する自分の魅力が下がると考えている花粉症のビジネスパーソンは女性では72.5%、男性でも39.8%いることが分かった。具体的なエピソードでは「マスクをしていたら風邪と勘違いされ、うつるかもしれないと女性に避けられた」「女性から目がはれていると指摘され、バツが悪い思いをした」といった声が寄せられた。

 魅力が下がると答えた人に「花粉症で異性に見られたくなく、かつ魅力が下がるシーン」を尋ねたところ、トップは「鼻水が出てしまった時」で87.6%と断トツ。以下、「鼻の皮がむけているところ」が58.2%、「すごい豪快なくしゃみをしてしまった時」が37.2%、「目がはれてしまった時」が35.2%で続いた。

 見た目の魅力ダウンだけではなく、「不機嫌になる」「やる気がなくなる」といったメンタルな魅力ダウンに関してのコメントもあった。

花粉症で異性に見られたくなく、かつ魅力が下がるシーン(出典:グラクソ・スミスクライン)

コストをかけた花粉症対策が主流

 花粉症対策について聞くと、最も多かったのは「外出時はマスクを着けている」で55.8%。以下、「薬局やドラッグストアで市販薬を購入し自分で対処」が42.6%、「空気清浄機を使用」が30.7%、「外出先から帰ってきたら服や髪の花粉を払う」が28.2%、「洗濯物を外に干さない」が26.9%で続いた。習慣を変えるだけではなく、実際にコストをかけて花粉症対策を行っている人が多いようだ。

 インターネットによる調査で、対象は花粉症の20〜39歳のビジネスパーソン618人(男性309人、女性309人)。調査期間は1月25日から28日。

花粉症対策(出典:グラクソ・スミスクライン)

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