富士重工業とガイナックスは、コラボレーション作品「放課後のプレアデス」をYouTubeで2月1日午前1時ごろから公開する。1話当たり4〜5分程度、4話構成(全23分)のオリジナルアニメだ。公開終了は未定。
公開直前の記者向けイベントでは、ガイナックスの武田康廣取締役と富士重工業のWebマーケティングを担当する鈴木曜氏によるトークショーを実施。出演する6人の女性声優も駆けつけた。
このコラボレーションは、「従来の自動車販売プロモーションではメッセージを届けることが難しくなってきている、複雑にセグメント化された現代の消費者に対して、スバルとGAINAXが『アニメーションづくり』に取り組むという、いままでにはないアプローチによってスバルの認知促進に結びつけることを目的とした」プロジェクト。なのだが……。
トークショーで、武田氏は記者も驚くような“ぶっちゃけトーク”を繰り広げた。
「2010年3月に、『新型EyeSight』を告知するためのアニメというオファーをいただいた。そこで、サイトウアイというドジっ娘がクルマに乗りながら全国を旅して、いろいろな人と触れ合うという企画を考えた。ところが、6月にはEyeSightが発売になっちゃってサイトウアイプロジェクトはなくなった。『EyeSightはもういいんじゃないの?』って」(この発言に対して、鈴木氏が大慌て)
「スバル、富士重工業という名前には、そのメカニックに対する憧れがある。佐伯昭志監督なんて、『ゼロ戦を出したい』と言い続けていた」(この発言に対して、佐伯氏は「そんなに言ってないです」)
「スバルとのコラボというニュースが流れて、『公式痛車』を出すのかと騒がれた。だから、アニメにはクルマがカケラも出てこない。まさかそうくるとは思うまい、と(笑)」
ほかにもスバルの工場見学に訪れたそうだが、「普通なら3カ月くらい前に予約が必要なのですが、それが1週間前に……。普段、公開していないところまでお見せしたりで、後で工場長に怒られた」(鈴木氏)など、楽しいエピソードが満載の笑いが絶えないトークショーとなった。
司会から今後のコラボレーションについて聞かれると、「ゼロから作り上げた世界観も含めて、これで終わらせるのはもったいない。続編、シリーズ化を目指したい」(武田氏)、「今度はクルマよりのコラボレーションをしてみたい。ガイナックスとのクルマなら、メーターが漢数字じゃないですか」(鈴木氏)と、お互いに「言うだけならタダだから」と前置きしながらトークショーを締めた。
原作 | GAINAX |
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監督 | 佐伯昭志 |
コンセプトアート・キャラクター原案 | 菊地大輔 |
キャラクターデザイン | 大塚舞 |
撮影監督 | 山田豊徳 |
3D監督 | 小宮智彦 |
色彩設計 | 吉村智恵 |
美術設定 | 緒川マミオ |
美術監督 | 加藤浩 |
音響監督 | 飯田里樹 |
編集 | 平木大輔 |
音楽 | 棚橋UNA信仁 |
音楽制作 | GAINAX |
アニメーション制作 | GAINAX |
役名 | 声優 |
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すばる | 高森奈津美 |
あおい | 大橋歩夕 |
いつき | 立野香菜子 |
ななこ/プレアデス星人 | 藤田咲 |
ひかる | 牧野由依 |
みなと | 桑島法子 |
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