シンデレラ城を舞台にしたソーシャルメディアフル活用のショーがすご過ぎる!あなたの知らないディズニー駄話(1/2 ページ)

» 2011年01月21日 18時56分 公開
[宮田健,Business Media 誠]

著者プロフィール:宮田健

ディズニーに関するニュースサイト「dpost.jp」を1997年からスタート。テーマパークやキャラクターだけじゃない「ディズニー」を幅広く紹介する。OneTopi「ディズニー」キュレーター。世を忍ぶ仮の姿として、OneTopi運営も行う。


 いやもうこれは驚いたの一言。フロリダ、オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド、マジック・キングダムのシンデレラ城で新しく始まったショー“Magic, Memories, and You!”が、技術的にも意義的にもすばらしい。時間がある方は下のどちらかの動画をまずどうぞ。上はフル版、下はダイジェスト版です。

 これは2011年からスタートしたウォルト・ディズニー・ワールド/ディズニーランド・リゾートのキャンペーン「Let the Memories Begin」内でフィーチャーされている夜のショーで、2010年9月23日にプレス発表されたときにも概要は伝えられていたもの(参考:2011年のキャンペーンは“Let the Memories Begin” | dpost.jp)。このときに発表されたのは、ファンタジーランド拡張やスターツアーズ2など既報のものばかりでした。その中で異彩を放っていたのがこれ。

思い出はソーシャルメディアに投稿される、的な発言があったりと、facebookとかtwitterなどかなりネットへの展開を念頭に入れているような印象がありました(「Guest Generated Contents(GGC)」なんて表現してました)。

(中略)

夜にはWDWのシンデレラ城、DLRのイッツ・ア・スモールワールドに、ゲストがパークで撮影した思い出の写真を1日500枚程度映し出すというようなショーも行われるようです。写真の投稿はキャンペーン公式ページのhttp://memories.disneyparks.disney.go.com/から行えるようになっています。

 そのショーが“Magic, Memories, and You!”です。1月18日に開催されたのはプレビューだったようですが、ショー内ではゲストが投稿した(と思われる)写真や動画がふんだんに使われ、ショーに自然にとけ込んでいるのが分かります。つまり、(当初の発表どおりに読むと)毎回異なる絵が使われる、同じショーは2度とないという大変珍しい形態で行われるショーといえるでしょう。

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