近年、「朝活」が話題になるなど、朝型生活の効能が報じられる機会が増えている。実際に朝型生活をしている人たちは、どのようなことをしているのだろうか。
NTTアドの調査によると、朝型生活をしている人に「朝の時間帯にやるようになった行動や活動」を尋ねたところ、トップは「家事をする」で51.5%。以下、「PCでメールをチェックする」が44.0%、「PCでWebサイトをチェックする」が37.8%、「自宅で朝食やお茶をゆっくり楽しむ」が37.0%、「最新ニュースをチェックする」が34.0%で続いた。朝の時間帯に利用する店では「コンビニ、スーパー」(65.5%)や「銀行、ATMなどの金融機関」(34.3%)、「カフェ、ファストフード」(28.3%)などが多いようだ。
活動の具体的な内容では、「為替チェックする」(30代女性、専門職)、「朝のニューヨークの株式情報番組を見ている」(50代男性、専門職)のように海外との時差を解消するために活用しているという声や、「子どもとコミュニケーション」(30代男性、会社員)、「子どものための時間」(50代男性、会社員)のように子どもと接しているという声があった。
なぜ朝型生活をするようになったのだろうか。「朝の時間帯を活用した行動や活動をする理由」を聞くと、最も多かったのは「自分の時間を確保しやすい」で37.8%。以下、「健康に良い」が31.9%、「規則正しい生活を送りたい」が31.1%、「頭や体がスッキリして効率が良い」が28.0%で続いた。「朝早く目が覚める」と自然に朝型生活になっている人も20.5%いるようだ。
男女別に見ると、男性では「周りが静かで集中できる」、女性では「自分の時間を確保しやすい」の割合が高かった。
インターネットによる調査で、対象は朝型生活をしている首都圏在住の20〜59歳男女400人(男性200人、女性200人)。調査期間は11月5日と6日。
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