「DESIGNTIDE TOKYO 2010」見どころを一挙公開!(1/5 ページ)

» 2010年10月04日 16時40分 公開
[松浦明,エキサイトイズム]
エキサイトイズム

エキサイトイズムとは?

「高い美意識と審美眼を持ち、本物を知った30代男性」に向けたライフスタイルのクオリティアップを提案する、インターネットメディアです。アート、デザイン、インテリアといった知的男性の好奇心、美意識に訴えるテーマを中心に情報発信しています。2002年11月スタート。

※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。


 毎年恒例となった秋のデザインイベント「DESIGNTIDE TOKYO 2010」が、今年も10月30日(土)〜11月3日(水)に開催される。2009年は約7万人を動員した同イベントが、今年はどんなかたちでデザイントレードショーを繰り広げるのか? 今年の押さえるべきデザイナー/ブースは? 注目のエクステンションは? などなど、気になるポイントをダイジェストで紹介。

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今年のメイン会場デザインは誰?

 毎年話題となるのが、メイン会場のデザイン。6年目となる今年、その会場構成を担当するのは、建築家の中村竜治氏だ。中村氏は青木淳建築事務所を経て2004年に独立(中村竜治建築設計事務所を設立)、以降、主な仕事として「散歩 - ミナ・ペルホネンのリボンプロジェクト展」空間構成、オペラ「ル・グラン・マカーブル」舞台美術などを手掛けている。主な受賞歴は、グッドデザイン賞、JCDデザインアワード大賞、THE GREAT INDOORS AWARD(オランダ)、くまもとアートポリス熊本駅西口駅前広場設計競技優秀賞など。さまざまなデザインカテゴリーで活躍するいまもっとも注目される建築家の1人だ。

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 今回の空間コンセプトは、「がらんとした部屋」。

 「会場となる東京ミッドタウンの大ホールは、その広さに反して柱もなく“がらん”とした印象。巨大で高密度な建物の中に、こんながらんとした空間があることがとても魅力的に感じました。たくさんの展示物や人が入り込んできたときにも、なお“がらん”としている、そんな仕掛けがうまく空間に施せたらと考えています」と語る中村氏。過去に舞台美術なども手掛けてきた彼が、今回どんな会場構成を展開するのか、注目したい。

エキサイトイズム 建築家・中村竜治氏

Antron「カーペットデザインプロジェクト」

 昨年会場を構成した“真っ白な綿”で注目された世界最大級の繊維総合会社、インビスタ。今年もそのインビスタがデザイン活動をサポートするプロジェクトの一貫として、同社擁するカーペットファイバー「アントロン」を用いて、「アントロン カーペットデザインプロジェクト」を開催。

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 津村耕佑、enamel.(エナメル)、クウ(永山祐子+ながやまのりこ)の3組のクリエイターとのコラボレーションのもとに、未来のカーペットデザインを発表。メイン会場内で展示される。

エキサイトイズム 津村耕佑氏
エキサイトイズム enamel.(石岡良治+石岡紗佑里)
エキサイトイズム クウ(永山祐子+ながやまのりこ)
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