各地で死者が確認されている新型インフルエンザ。ワクチン接種も始まっているが、どのような対策をとっている人が多いのだろうか。
インターワイヤードの調査によると、「新型インフルエンザは不安ですか?」と尋ねたところ、「不安(非常に不安+やや不安)」と答えた比率は59.8%だった。
「不安」の比率を末子の年齢別に見ると、「子どもはいない」では54.3%だったのに対して、「中学生」では58.5%、「小学校1〜3年生」(73.9%)「1歳〜小学校入学」では74.8%、「出産前(妊婦)」では87.0%と、末子の年齢が低いほど不安に思う人の比率は高くなっている。
どんな対策をしているのだろうか。「新型インフルエンザの予防策として日常行っていることは?」と聞くと、最も多かったのは「手洗い」で78.2%。以下、「うがい」(64.4%)、「十分な睡眠をとる」(35.1%)、「人ごみを避ける」(30.1%)、「栄養のある食事をとる」(30.0%)が続いた。「何もしていない」という人はわずか12.8%で、ほとんどの人は何らかの対策をとっているようだ。
各地で始まっている新型インフルエンザのワクチン接種。「新型インフルエンザワクチンを接種したいと思いますか?」と尋ねると、「接種したい(やや接種したい含む)」は40.2%。男女別に見ると、女性の方が「接種したい」の比率が高かった。
また、「接種したい」の比率は、「新型インフルエンザが非常に不安」とした人では75.8%、「新型インフルエンザがやや不安」とした人では50.4%となるなど、不安度によって接種意向に大きな差が現れた。
インターネットによる調査で、対象は男女13263人(男性7228人、女性6130人)。調査期間は10月14日から29日。
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