PFU、マルチメディア端末「MEDIASTAFF」に省電力&安価な新モデル

» 2009年06月16日 21時51分 公開
[吉岡綾乃,Business Media 誠]

 PFUは6月10日、情報キオスク端末「MEDIASTAFF」に卓上タイプの「MEDIASTAFF SCモデル」を追加、販売を開始した。

MEDIASTAFF SCモデル(FeliCa対応非接触ICリーダー/ライター搭載タイプ)。右上は二次元バーコードリーダー、右下は磁気カードリーダーを搭載したタイプ

 情報キオスク端末とは、病院の再来受付や店舗でのポイント発券、チケット発券、コンビニ端末、公共施設での予約端末などに使われる多機能端末のこと。MEDIASTAFF SCモデルはコンパクトな卓上タイプで、狭い場所にも設置できるのが特徴。卓上タイプの従来モデル「MEDIASTAFF HRモデル」が400×480×449ミリ(幅×奥行き×高さ)だったのに比べ、SCモデルは360×464×472ミリ(幅×奥行き×高さ)とコンパクトになった。

 I/Oは用途に合わせて、非接触IC(FeliCaなど)用リーダー/ライター、二次元バーコードリーダー、磁気カードリーダーから選べる。いずれもサーマルプリンタを搭載しており、発券が必要な用途に使用できる。

省スペース、省電力

 価格はオープンプライスだが、端末の実売価格は50万円程度の見込み。MEDIASTAFF EVモデル(参照記事)が100万円程度であるのに比べ、廉価なモデルとなっている。

 もう1つの特徴が省電力。操作していないときにはユニットへ送る電力をカットすることで消費電力を抑えている。「HRモデルに比べ、最大50%電力削減できるようになった」(PFU)

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