先週最も読まれた記事は「新入社員がヒゲを生やすのは許せる? 女性管理職はヒゲに“寛容”」。2位は「オトコの肌の曲がり角は何歳か、知ってる?」、3位には先週トップだった「二次元の女と三次元の女、見つめたいのはどっち?」が再びランクインした。
筆者が気になった記事も「新入社員がヒゲを生やすのは許せる? 女性管理職はヒゲに“寛容”」。同僚がどんな格好をしているかは仕事をする上では関係ないとはいえ(外回りをする場合は別だが)、多くの人にとって同僚の身だしなみは気になるものだろう。個人的にはどうでもいいことだと思っているのだが、ヒゲと聞いて思い出したことがある。初めてヒゲが生えたころの話だ。
今やおっさんとなりつつある筆者にも、うら若き少年時代があったわけだが、初めてヒゲが生えたときには驚いた、というかどう処理するべきか迷った記憶がある。ムダにプライドが高かった筆者は親や友人に相談できなかったため、他人のヒゲそりのテクニックを職人のごとく目で盗もうと考えた。
その結果、「カミソリを適当に皮膚に当てて動かせば、ヒゲをそれるのではないか」というそのまんまの結論に至り、いざ実践しようと思ったわけだが、筆者には見落としていたことがあった。シェービングクリームの存在だ。
シェービングクリームなしでヒゲをそろうとした結果、案の定皮膚を巻き込んでそってしまうことになり、アゴから大量出血。それがトラウマとなって、しばらくはカミソリでヒゲがそれなくなり、代わりにはさみで切ることとなったのだ(はさみの方が間違って皮膚を切る可能性が高いという説も)。
今の若者は人に聞けなくとも検索エンジンで「ヒゲ そり方」などと入力すれば、大体やり方は分かるだろう。ヒゲそり動画もあるかもしれない。Webの発展で、そんな若さゆえのイタミ(?)を経験する人がいなくなるのはちょっと寂しいような気がしないでもない。
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