世界一美しい覆面算はこれだ(と思う)誠 Weekly Access Top10(2008年12月13日〜12月19日)

» 2008年12月22日 17時40分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 先週最も読まれた記事は「正社員の間でも“格差”……上場企業の年収1556万円と192万円はどこ?」。実体経済の悪化に伴い、リストラや給料関連の記事がほかにも上位にランクインしている。

 そんな中、筆者が注目したのは「パチンコを『しなくなった』と『したことがない』理由」。記事によると、パチンコ経験者は59.2%なのに対して、「現在もしている」人は12.1%しかいないという。これは恐らくヒマな時にパチンコをして、ヒマでなくなったらやめているからだろうと筆者は想像する。

 麻雀やカラオケ、コンピュータゲームなどヒマつぶしのネタは各人持っているだろうが、筆者が高校生の時のヒマつぶしネタは覆面算(ふくめんざん)を解いたり作ったりすることだった(く、暗い……)。

 覆面算とは、アルファベットなどの記号で書かれた計算式に、0〜9の数字を当てはめて式を完成させるパズルのこと。1つの記号に1つの数字が対応し、一番上の位に0は入らないといった計算の基本の約束に従う。

 覆面算では問題が文章となっているようなものが多く作られており、有名な問題に「SEND+MORE=MONEY」というものがある(ちなみに答えは「9567+1085=10652」)。ただ、筆者は言葉遊びとして面白い問題ではなく、形として面白い問題を作ろうと日夜努力を重ねていた(主に保健体育の授業中)。その結果生まれたのが次の問題だ。

 各記号を1回しか使わないというシンプルな問題。個人的にはこれを超える美しさの問題は作れないのではないかと(勝手に)自負している。おヒマな方は冬休みの宿題として、解いてみてはいかがだろうか。答えは2009年初頭のトップ10で発表、と書きたいところだが、はてなブックマークのコメントなどにすぐ書かれるような気がしないでもない。

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