風邪をひいたときの民間療法は「風呂に入らない」「ホットレモン」

» 2008年06月20日 16時47分 公開
[Business Media 誠]

 仕事が忙しい社会人の大敵が「風邪」。忙しいときに限ってかかってしまったり、年をとるにしたがって治りが悪くなってきたり……。風邪対策として、他の人たちはどのようなことをしているのだろうか。

 C-NEWS編集部では、20歳以上のネットユーザーを対象に、生活者が行っている風邪対策について調査した。調査期間は2008年5月30、31日の2日間。1000名の回答を集計した。1000名の内訳は20歳代、30歳代、40歳代、50歳以上の男女がそれぞれ125名ずつ。

市販の薬を飲む人は69%、タイミングは「ひきはじめ」

 風邪をひいたときに、市販の薬を飲むと答えた人は全体で69%。男女別に見ると、男性が66%、女性が72%となる。

 市販の風邪薬を「飲む」理由は、「手軽だから」「悪化させたくない」「すぐには病院に行けない」などが多い。逆に飲まない人の理由は「自然治癒したい」「眠くなるのは困る」などが多かった。

 市販薬を飲むタイミングは「ひき始めの症状が出たら」が77%とほとんど。20代こそ68%と7割を切るが、30代以上は約8割が初期症状のタイミングで服用すると答えている。歳を重ねた経験ゆえか、それとも体力に自信がなくなるからなのか。

 市販薬のほか、民間療法についても訊ねている。実際に行っている療法としてメジャーなのは「風呂に入らない」が20%でトップ、「ホットレモン」(12%)「ショウガ湯」(11%)と続く。

風邪をひいたときに実際にしている/したことがある民間療法は?(出典:C-NEWS編集部)

風邪をひいたときの悩みは?

 風邪をひいたときに、困ったり不便に感じたりした経験があると答えたのは26%。内容としては「病院の待ち時間が長い」「市販薬だと飲み合わせがわからない」などが多い。また「熱がある時に病院にいくのは大変疲れる」「病院に自分より重症な人がいて、自分がもっと悪くなりそうな気がする」といった回答もあった。

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