ウィルコム好きがユニクロ好きとは限らない誠 Weekly Access Top10(2008年4月26日〜5月2日)

» 2008年05月07日 20時25分 公開
[吉岡綾乃,Business Media 誠]

 読者の皆さん、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか? 先週の誠でもっとも読まれた記事は、温泉偽装問題について取り上げた記事の第1回、「“入浴剤投入”発覚から4年――白骨温泉・若女将が語る「事件の真相」(前編)」中編では週刊ポストのスクープから事件が発覚、田中康夫知事(当時)が抜き打ちで現れた様子がテレビで放映されるなど、騒ぎが大きくなっていった様子を振り返ります。こちらも是非お読みください。後編は今週末に掲載予定です。

ウィルコム好きはユニクロも好き?

 ところで、5位にランクインした「ウィルコム好きはユニクロも好き?」。これは『ブランドの達人[改訂版]』という書籍の出版記念セミナーの様子をまとめたものですが、記事にも書いたとおり、セミナーの主役は“伊勢丹な人”と“三越な人”。それなのにウィルコムをタイトルに持ってきてしまった理由は、記者自身が相当“ウィルコムな人”だったから。

 1人1台以上携帯電話が普及しているこの日本で、しかも携帯キャリアは片手に余る数しかない(しかもこの調査時にはディズニーモバイルもイー・モバイルもない)のに、“××な人”というキャラクター付けが成立するのがウィルコムユーザーの面白さ、もとい“濃さ”ではないでしょうか。

 「好きな端末メーカーは、京セラと日本無線」、この1文を見ただけで、記者は心の中で「この記事はデパートじゃなくて、ウィルコムの話にしよう」と決意を固めました。携帯ユーザーから見ると、京セラ&日本無線というラインアップは相当“シブイ”のではないかと思いますが、携帯電話と違ってPHSは端末を提供しているメーカー数が少なく、この2社がホントにトップメーカーなのです。この調査がもっと最近行われたものならW-ZERO3シリーズを提供しているシャープが入ったのではないかと思います。個人的にはウィルコムの音声端末で一番好きだったのはケンウッドのH”端末(参照リンク)なんですが※、ケンウッドはあっという間に撤退してしまったんですよねえ……(昔話)。

※掲載時に「feelH"」としていたのは勘違いでした。失礼いたしました(5月8日追記)

 もう1つ、目を引いたのがユーザーの男女比率。携帯3キャリアは男女がほぼ同数なのに、ウィルコムユーザーの男女比は63:37……。記者自身は女ですが、女の子の友達でウィルコムを使っている人は数えるほどしかいなかったなあ、と思わず苦笑。ウィルコムは通話定額を最初に打ち出したキャリアだったので、当初は「ケータイ2台持ちでウィルコムは彼氏専用」という女の子も少なくなかったのですが、その後ソフトバンクモバイルが月額980円のホワイトプランで攻勢をかけるなか(参照記事)、ウィルコムを彼氏専用で使っている女の子も減っていってしまったのでした。さらにいうと記者の場合は、周りがどんどん結婚していった結果、「ドコモで家族メール・通話無料なの」という人が増えた、という事情もあります。

 そんなわけで、一ウィルコムユーザーの私情丸出しで書いてしまったこの記事。たくさんの方に読んで頂いてうれしかったです。そうそう、余談ですが記者はユニクロの服はほとんど着ません。なぜならサイズが合わないので……。

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 異動や転勤などで環境ががらりと変わる4月。1カ月が過ぎて、そろそろ落ち着いてきたころではないでしょうか。しかし新しい環境に馴染もうとがんばりすぎて、フッと元気がなくなってしまう人が多いのも5月です。

 五月病とまでいかなくても、なんとなく元気が出ない、心がスランプ……ということはありませんか? 本格的に心が参ってしまう前に、自分の心身の状態をつかむことが大切です。

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