ららぽーと、東日本旅客鉄道(JR東日本)、ビットワレット、NTTドコモ、三井住友カード、東芝テック、NTTデータは2月14日、プリペイド式電子マネー「Edy」「Suica」と、FeliCaクレジット決済「iD」の3方式に対応したマルチリーダー/ライターを運用すると発表した。この3種類に対応した共用リーダー/ライターを導入するのは初めて。
ららぽーとは「ラゾーナ川崎プラザ」2月22日から共用リーダ/ライタの運用を開始するほか、今後は、Suica/iDの共用端末とEdy用決済端末を別々に導入済みの「アーバンドック ららぽーと豊洲」「ららぽーと柏の葉」「ららぽーと横浜」でも、(参照記事)本システムへ順次切り替えていくとしている。
SuicaとEdyはこれまで共用のリーダー/ライターがなく、両方が使える店舗では、1台のPOSレジに2個(以上)のリーダー/ライターを接続して運用していた。今回採用されるのは、東芝テック製のPOSレジに、3方式に対応した1台のリーダー/ライターが接続されているもの。JR東日本とNTTドコモは、SuicaとiDを含む複数の決済サービスを利用できる共通インフラを運営するためのLLP(Limited Liability Partnership、有限責任事業組合)を設立している(参照記事)。このLLPが管理・運用する共通インフラ(共用リーダー/ライターと共通利用センター)を、NTTデータがシステムインテグレータとしてとりまとめた。
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